プミラの植え替え
生育速度や鉢の大きさによって頻度は変わってきますが、プミラは必ず植え替え作業を行わなければいけない観葉植物です。植え替え時期の目安と注意点についてご紹介します。
植え替え頻度
プミラは根の生育が早いため、1年~2年に1回は植え替えを行ってください。根詰まりを起こすと、下葉が枯れてしまいます。鉢底から根が出ていたり、水はけが悪くなってくれば植え替えの目安です。小さな観葉植物のような鉢の場合は毎年植え替えが必要となります。
植え替え方法
植え替え作業は5月~7月に行うとよいでしょう。一回り大きな鉢を準備し、鉢底に石を敷き詰め水はけをよくします。これまで使用していたものと同じ用土を入れ、根を傷つけないよう植え替えることがポイントです。
プミラの増やし方
プミラの増やし方は挿し木が一般的です。その増やし方も難しくはありません。4~9月に茎を6~7cm切り取り、葉は2枚を残し取り払います。挿し木の切り口を2~3時間水に浸けたあと、底の浅い鉢や箱に湿った土を入れ挿し木します。水が切れないよう半日陰で管理すると、1か月ほどで発芽しますので植え替えましょう。土は挿し木用でなくてもかまいません。ぜひこの増やし方に挑戦してみてください。
プミラの寄せ植え
プミラのみをグリーンやインテリアとして楽しむこともできますが、寄せ植えをすることでより一層プミラのよさが引き立ちます。寄せ植えをする場合は、生育の似た植物を合わせることで、より長く楽しめるでしょう。花と寄せ植えしても、他の観葉植物と寄せ植えしてもアクセントになりますよ。
プミラの剪定方法
生育期には剪定をする必要があります。放っておくと全体のバランスが悪くなるほか、風通しが悪くなることで枯れたり、栄養を取られ株元の葉が少なくなったりして元気がなくなります。つるをあまり短く剪定すると枯れる原因にもなるので、最低でも2~3節は残すようにしましょう。
樹液に注意
樹液に触れると体質によっては、蕁麻疹やかぶれ、炎症を起こしてしまう人もいます。また、衣服に付着すると落としづらいため、剪定作業を行う際には手袋とエプロンを着用するようにしましょう。猫が触れると中毒症状が出ますので、猫を飼っている方は注意が必要です。
まとめ
ガーデニングというと戸外で育てる印象が強くありますが、室内でも育てることのできるプミラは、観葉植物に興味を持っている方にとって、挑戦してみるにはぴったりではないでしょうか?インテリアやハンギングだけでなく、最近ではハイドロカルチャーとしての楽しみ方も増えてきています。それぞれの環境に合わせて素敵なグリーンを楽しんでくださいね。
- 1
- 2