カイワレ大根はスプラウトの一種です。冬は室内で育てることができます。そのため、気温が下がり寒さが厳しくなる1月でも家庭菜園を簡単に始めることのできる野菜です。
カイワレ大根の特徴
カイワレ大根は、ダイコンの発芽直後のものです。ダイコンの発芽と違い、カイワレ大根は人為的に発芽させるのが特徴です。室内であれば、11月~2月でも育てることができます。
カイワレ大根の育て方・植え方
種まき前にやること
カイワレ大根の発芽率をあげるためには、種をまく前に一手間が必要となります。それは、種を水の中に一晩浸しておくことです。こうすることにより発芽が促され、より発芽しやすくなります。
育てる容器
カイワレ大根はプランターではなく、使い終わったペットボトルやプラスチックの容器で育てることができます。育てるために土や肥料も必要ないので、手軽に簡単に育てることができます。
置き場所
カイワレ大根は暗い場所で育てます。特に植えてから4日間は完全に光が届かない場所で育てます。双葉が開いて来たころに、日当たりがいい場所に移動するのがポイントです。
種まき方法
種まきは簡単です。プランター代わりに使う容器に脱脂綿をしきます。脱脂綿がなければ、スポンジでも代用可能です。その脱脂綿の上に種をまいていきます。まき終わったら、脱脂綿が水で湿るくらいに水やりをしていきます。この際に水をやりすぎると、種が浮いたり、腐ったりする原因になるので注意が必要です。
収穫までの日数
カイワレ大根は、種まきをしてから約1週間前後で収穫ができます。カイワレ大根が15cmくらいまで成長したら、収穫しても大丈夫です。
育て方の注意点
カイワレ大根を育てるにあたり、土も肥料も必要ありませんが、その分水が必要になります。カイワレ大根は、水を多量に必要とする野菜なので、1日に2〜3回水替えが必要となります。ただ水替えの時に水の量が多いと、腐ることがあるので注意が必要です。
1月に植える野菜:もやし
もやしも室内の家庭菜で簡単に育てることができます。室内で育てるため、気温が下がり寒さが厳しくなる1月でも育てられます。
もやしの特徴
もやしとは、豆類などの種子を人為的に発芽させたスプラウトのことです。主に大豆、緑豆などのもやしがあります。室内であれば11月~2月でも栽培が可能です。
もやしの育て方・植え方
もやしを植える容器
もやしを植えるのにプランターや土は必要ありません。プランターの代わりに瓶を使って育てることができます。瓶は口の広いものを使うと、管理しやすくなるのでおすすめです。瓶はもやしを植える前に殺菌しておくのがポイントです。
置き場所
もやしは、暗い所で育てます。そのため、植えた後は瓶をアルミホイルで覆ったり、ダンボールの中にいれたりして光を遮断するようにしましょう。
もやしを植える
もやしの植え方は簡単です。もやしの種をさっと洗った後、瓶の中にもやしの種を入れて半分くらい水を入れます。その後ネットなどで瓶に蓋をします。これは、雑菌が入らないようにするためです。その後瓶をアルミホイルでくるんだり、ダンボールに入れたりします。その後は、もやしの種が大きくなったら、毎日2回ネットを外さずに瓶の中で水洗いをしてください。
収穫までの栽培日数
もやしは、1週間前後で収穫できるようになります。お好みの長さまで育ってから収穫しても大丈夫です。
育て方の注意点
もやしの栽培には、必ずスプラウト用の種を使います。それ以外の種は農薬で消毒していることがあります。そのため、農薬で消毒していないスプラウト用の種を使うのです。
雑菌に注意!
もやしを育てるにあたっては、雑菌に注意が必要です。雑菌が入っていると種が腐ることがあります。そのため必ず使う前に瓶を煮沸し、種も洗ってください。雑菌さえ入り込まなければ、もやしは家庭菜園でも簡単に育てることができます。
まとめ
冬は気温が下がるので、家庭菜園を始められる野菜の種類は春など他の季節に比べては減る傾向にあります。ですが、気温さえどうにかしてしまえば冬でも家庭菜園を楽しむことができます。外の気温の様子を見ながら、トンネルを作ったり、室内で育てたりしながら春とはまたちがっ家庭菜園を楽しんでくださいね!
もやしは、瓶の中でぐんぐん大きくなるので、種の入れすぎには注意してください。