1月に植える野菜:ソラマメ
ソラメマは、10月~11月の秋から冬に植え付けをするのが理想とされていますが、寒さが気厳しくなる冬の1月に入ってからも家庭菜園をはじめることができる野菜です。ソラマメの特徴や、育て方を紹介します。
ソラマメの特徴
ソラマメはマメ科の越年草、もしくは一年草です。種には黒いお歯黒があるのが特徴で、1つのさやに種が3~5個入っています。ソラマメは名前の通り、さやが空に向かってつきます。そのことから、名前が「空豆」になったとされています。
基本情報
分類 | マメ科 |
連作 | あり(4~5年開ける) |
栽培地 | 東北地方より南 |
土壌 | 酸性の土壌を嫌う |
ソラマメの植え方
土作り
ソラマメを植える前には土作りが必要です。ソラマメは、酸性の土壌を嫌うので植え付け2週間前には苦土石灰を入れて、よく耕します。植え付け1週間前には堆肥と化成肥料を入れてよく耕します。
種まきのやり方
ソラマメは、株間30cm開けて種を植えていきます。1つの穴に2コずつ種を植えるのがポイントです。植えるときは、ソラマメのお歯黒(黒い部分)を斜め下向きに植えていきます。
簡単!プランターへの植え方
ソラメマは、プランターでも育てることができます。プランターの大きさは横が60cmの大型のものを使います。土は市販の培養土を使用します。この培養土には肥料が入っていないか確認しておきましょう。
プランターへの植え方
プランターの底にゴロ石を入れて、培養土を入れて植えていきます。植えるときに、ソラマメの根鉢を崩さないように植えるのがポイントです。培養土もプランターの上まで入れるのではなく、ウォータースペースを残して入れていきましょう。植え終わったらたっぷりと水やりをしてください。
収穫までの日数
ソラマメを冬に植えると、大体春には収穫できるようになります。ソラメマは他の豆類と違い、空に向けて果実を実らせます。その果実が下を向き、ふっくらと膨れてきたら収穫します。
1月に植える野菜:ルッコラ
ルッコラは、4月~7月の春から夏にかけてと、9月~11月の秋から冬にかけて種をまくことができます。ですが、1月に入ってからも植えることのできる野菜の1つです。特徴と育て方を紹介します。
ルッコラの特徴
ルッコラは、「ロケット」という名前でも知られているハーブの一種です。味は胡麻のような風味とほどよい辛さが特徴です。発芽率が高く、病気も少ないため簡単に育てることができます。
基本情報
分類 | アブラナ科 |
連作 | あり(1~2年開ける) |
栽培地 | 日本全国 |
土壌 | 酸性の土壌を嫌う |
ルッコラの植え方・育て方
土作り
ルッコラの種まきをする前に、まずは事前に土作りをしておきます。2週間前に苦土石灰を入れて耕します。その後、種まき1週間前に堆肥と化成肥料を入れてよく耕します。
ルッコラの植え方
ルッコラは条間を20cm開けた3条まきをしていきます。種は1cm間隔でまいていき、まき終えたら軽く土をかけていきます。その後、発芽し双葉が展開しはじめたら、3~4cm間隔になるように間引きしていきます。
簡単!プランターへの植え方
ルッコラはプランターで栽培できます。植え方は地植えのときと同じですが、使うのは市販で販売している培養土です。この培養土に肥料がすでに入っている場合は、元肥は必要ありません。プランターの大きさは20cm以上のものを使うのがおすすめです。
プランターへの植え方・育て方
ロッコラのプランターへの植え方も他の野菜と変わりありません。ただ、プランターにルッコラの種をたくさんまいてしまうと、段々と混みあってきます。より大きく育てるためも、適宜間引きを行ってください。
収穫までの日数
種をまいてから約1カ月前後で、2月くらいには収穫ができるようになります。草丈が15cmくらいに育ったら収穫ができるようになりますので、随時収穫していきましょう。
ボタニ子
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