ヒナソウとは
ここでは、ヒナソウの具体的な特徴や開花時期の説明をします。基本情報から、原産地や自生する場所、名前の由来などの豆知識まで、「ヒナソウ」の魅力を詳しく探っていきましょう。
基本情報
科名・属名 | アカネ科ヒナソウ属 |
別名 | トキワナズナ |
学名 | フーストニア・セルレア |
原産地 | 北米東部 |
分類 | 常緑多年草 |
育てやすさ | 簡単 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | やや強い |
ヒナソウは別名「トキワナズナ」と呼ばれており、かわいい小さな花をたくさん咲かせることから名付けられました。同じ別名でアブラナ科の「イベリス」という花がありますが、全くの別物ですので気を付けましょう。日本に入ってきたのは明治時代で、北米から観賞用に輸入された渡来種です。
ヒナソウの特徴
ヒナソウは耐寒性がある常緑多年草です。高さは5cm~15cmになり、長さ1cmほどのだ円形葉は根生葉で、地面をおおうように広がっていくため、グランドカバーとして育てている方も多いのではないでしょうか。ヒナソウはとても強いので渡来してからまたたく間に自生し、自生種は山林の岩塊地や、やや湿気のある草原で見られます。
ヒナソウの開花時期
ヒナソウは春の花で一般的な開花時期は3月~5月ですが、初夏~秋にかけても花を咲かせることがあります。花は4枚の花弁があり、色は真ん中が黄色で花びらは青紫・白・青白色をしています。大きさは直径5mmほどで、茎に対して1つずつ花が付きます。次から次へ花を咲かせ、花のじゅうたんのように広がります。
ヒナソウの花言葉
ここでは、ヒナソウの花言葉について説明します。花言葉の由来を知ることで、大切な人へプレゼントや、お庭の花探しをするときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
花言葉は「甘い思い出」「寛大な愛」
ヒナソウの花言葉は「甘い思い出」「寛大な愛」「会える幸せ」「おとぎの国の夢」です。ヒナソウが地面に広がって咲いている姿は、まるで恋人たちがすてきな時間を楽しんでいるようでもあり、母のように包み込む優しさを感じるでしょう。
出典:写真AC