ヒナソウの育て方
栽培カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | |
種まき | |||||||||||
植付け | |||||||||||
開花 | |||||||||||
株分け | |||||||||||
肥料 |
育て方のポイントは「場所」と「水やり」
- 土は、赤玉土+軽石:鹿沼土=8:2で
- 夏場は半日陰になるところで育てる
- 乾燥に弱いので乾きすぎないように注意する
- 肥料は、元肥として「リン酸」「カリウム」主体の緩効性肥料を与える
ヒナソウは日当たりと水はけがよい場所を好みます。ただし日差しが強くなる南・西の方角で育てる場合は、夏場に枯れないように陰を作ったり、半日は日陰に移動させましょう。やや湿気のある状態がよく育つため、開花時期は1日1回、冬は土の表面が乾いてきたら水やりをします。強いため、元肥だけでも十分に育つ植物です。
ヒナソウの増やし方
実生(種まき)で増やす
ヒナソウは「実生(種まきをして育てること)」と「株分け」で増やせます。開花後の花をしばらく置いておくと種ができます。種まきは、種を採取してすぐに植えた方がよく育ち、こぼれ種でも十分に大きくなります。種まきで育てると、植物がその土地の環境に合わせて変化していくため、強く育つ利点があります。
株分けで増やす
「株分け」で増やす場合、最適な時期は、花が終わる5月か植物が成長を始める9月です。成長した株を土ごと掘り出し、土をある程度落としてから古い根を切りつめます。根を切ると植物に大きな負担がかかるため、あまり切りつめすぎないように注意しましょう。2月でも株分けができますが、その年の開花量に影響があるため根を切らないようにします。
まとめ
ヒナソウは耐寒性がありとても強い植物ですので、ポイントを押さえれば簡単に育てられます。どの植物と合わせても調和するため、庭のグランドカバーにしたり、プランターに寄せ植えをしたりとさまざまな植え方をして、花に囲まれた生活を楽しみましょう。
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出典:写真AC