ゼフィランサスとは?種まきや植え替えの時期など育て方を詳しく解説!

ゼフィランサスとは?種まきや植え替えの時期など育て方を詳しく解説!

ゼフィランサスは、白やピンクのかわいい花を咲かせる球根植物です。豊富な品種が揃うので、お好みで品種を選べるのもポイントです。とても扱いやすく増やし方も簡単で初心者にもおすすめです。ゼフィランサスの育て方を紹介しますので参考にしてください。

記事の目次

  1. 1.ゼフィランサスとは?
  2. 2.ゼフィランサスの品種
  3. 3.ゼフィランサスの育て方①日常管理
  4. 4.ゼフィランサスの育て方②植え付け
  5. 5.ゼフィランサスの育て方③植え替え
  6. 6.ゼフィランサスの育て方④増やし方
  7. 7.ゼフィランサスの育て方⑤剪定
  8. 8.ゼフィランサスの育て方⑥病害虫
  9. 9.まとめ

ゼフィランサスとは?

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ゼフィランサスの基本情報

学名 Zephyranthes 
科名 ヒガンバナ科
属名 ゼフィランサス属(タマスダレ属)
原産国 アメリカ
耐寒・耐暑性 強い
草丈 15~30cm
花の色 白・ピンク・オレンジ・黄色
特性 常緑性
別名 レインリリー

ゼフィランサスは、アメリカ原産のヒガンバナ科の球根植物です。とても品種が多いことで知られており、花の色もバリエーションが豊かです。初夏から秋口にかけて開花するので、長く花を楽しみたい方にもおすすめです。草丈や花の大きさは、品種による違いがあります。暑さ寒さには強いものの、品種によっては寒さに弱いものもあるので注意が必要です。

ゼフィランサスの特徴

ゼフィランサスは、少し細長くすっきりとしたの6枚花が印象的です。別名をレインリリーと呼ぶのは、雨期に球根が水をたっぷりと吸い一気に花をさかせるというところに由来しています。品種によっては花びらが5枚だったり、花の色が黄色や薄いピンクだったりします。約40種類の品種が揃うので、お好みで選んでもいいでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

見た目は優しげですが地植えでもたくましく育ち、次々と花を咲かせるので花壇が華やかになりますよ!

ボタ爺

ボタ爺

複数のゼフィランサスを育てている過程で、自然交配されたものも出てくる可能性があります。

ゼフィランサスの花言葉

ゼフィランサスの花言葉は「汚れなき愛・期待・便りがある」です。ポピュラーなタマスダレという品種が真っ白い花を咲かせることから、汚れない純白というイメージに由来しています。期待は英語の花言葉で、便りは語源の風に由来しています。

ゼフィランサスの品種

タマスダレ(カンディダ)

ゼフィランサスの中では最も有名です。白く可憐な印象ですが、見た目よりもずっとタフなので、地植えであまり手をかけなくても育つ丈夫さが特徴です。入手しやすく、花の咲く時期が8月~10月なので、屋外でガーデニングを楽しみたい方にもぴったりです。

サフランモドキ(カリナタ)

ゼフィランサスの中では、タマスダレに並び人気のある品種です。原産地はメキシコやキューバで、鮮やかなピンク色をした5cm前後の大きい花を咲かせるのが特徴的です。花が咲くのは6月~9月頃なので、時期をずらして色違いで楽しみたいときに取り入れてみてはいかがでしょうか?

ゼフィランサス・シトリナ

シトリナは黄色い花を咲かせるゼフィランサスの品種です。タマスダレと同じくあまり手をかけなくても育ちます。ゼフィランサスは球根植物ですが、シトリナは分球しにくくこぼれ種からも育つという意外性を楽しめます。黄色はアクセントにもなりますので、花壇をにぎやかにしたいときに取り入れてみてください。

ゼフィランサス・エージャックス

エージャックスは白いタマスダレと、黄色いシトリナを交配させているので、優しいクリーム色の花を咲かせます。7月~10月頃まで次々と開花するので、長く花を楽しみたいときにおすすめです。乾燥にも強く、地植えでも育てられます。白と黄色の中に、クリーム色のエージャックスを入れてグラデーションを楽しむのもいいかもしれません。

ゼフィランサス・ロゼア

ロゼアは、濃いピンクの花が特徴的です。ゼフィランサスの中でも一際鮮やかなピンク色の花を楽しめます。原産国は西インド諸島ということもあり、寒さにはあまり強くありません。地植えでも育てられますが、日当たりのいい場所を選んでください。地植えで霜に当たると枯れることもあるので、防寒対策は欠かせません。

ボタニ子

ボタニ子

寒さが厳しい地域で育てる場合は、地植えよりも鉢植えにして室内で管理するのがおすすめです。

ゼフィランサス・サンアントーネ

サンアントーネは黄色みがかったピンクの花で、アプリコットやオレンジ色に近いものもあります。白いタマスダレはもちろんのこと、エージャックスやロゼアと合わせて植えてもきれいです。花が大きめなので、存在感を楽しめるのがポイントです。

ボタニ子

ボタニ子

次ページからはゼフィランサスの育て方について紹介します。

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ゼフィランサスの育て方①日常管理

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