セルバチコのおすすめの食べ方
セルバチコは夏から秋にかけてが旬の時期です。おいしいセルバチコを見極めるポイントは、葉が鮮やかな緑色のものを選ぶことです。また、葉を触ったときに茎の部分がシャキッとしているセルバチコは、生で食べたときに歯ごたえを楽しめます。旬のセルバチコを使った簡単なレシピをいくつかご紹介します。
野菜サラダ
セルバチコ単品でサラダにすると、味や香りに強いクセがあり、少し食べにくいと感じることもあるといわれています。サラダにする場合はほかの野菜と合わせると、ちょうどよい味になるためおすすめです。セルバチコの味が濃いので、ドレッシングは薄めのものを使用したほうが、おいしく食べられます。
パスタ
セルバチコやトマト、きのこなどをオリーブオイルであえてパスタソースを作ります。ソースを茹でたパスタに加えれば、セルバチコのパスタの完成です。仕上げに粉チーズをかけると味がまろやかになり、見た目にもおしゃれさが漂います。
ピザ
セルバチコをピザに使う場合は、生の状態で仕上げにトッピングすると、セルバチコの味を存分に楽しめます。トマトソースにもよく合い、セルバチコのごまの風味が際立ちます。
おにぎり
ハーブといえばイタリアンなどのイメージが強いのではないでしょうか?しかし、セルバチコは日本食のおにぎりにもよく合います。カシューナッツや黒ごまと一緒に握ったり、サーモンと合わせたりしてもおいしく食べられます。
セルバチコの保存方法
セルバチコは家庭菜園で育てている場合には、旬の時期に食べたい分だけ摘み取り、新鮮なものを味わうのがおすすめの食べ方です。しかし、たくさん収穫できたときには保存しておく必要があります。鮮度やおいしさを長く保てる保存方法は以下のとおりです。
冷蔵庫に保存する
セルバチコは夏〜秋にかけてが収穫時期です。この時期に常温で保存してしまうと、葉が傷んでしまったり、しおれてしまったりする恐れがあります。そのため、常温ではなく冷蔵庫の野菜室に入れて保存するのがポイントです。
しっかりと密封する
セルバチコをそのまま冷蔵庫に保存すると葉が乾燥してしまい、食感がパサパサでおいしさも半減してしまいます。冷蔵庫に入れる前にビニール袋やジップ付き保存袋に入れてしっかりと密封し、なるべく空気に触れないようにする保存方法がおすすめです。
切り口を湿らせる
セルバチコは袋に入れて密封し、冷蔵庫に保存します。このとき、切り口に湿らせたキッチンペーパーをまいておくと水分をキープできるため、より鮮度を保つことが可能です。水分を吸収しやすくするために、切り口を下にして縦向きに保存してください。
ボタニ子
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