セルバチコとは?基本の育て方からおすすめの食べ方まで詳しくご紹介!

セルバチコとは?基本の育て方からおすすめの食べ方まで詳しくご紹介!

セルバチコという植物を知っていますか?「おしゃれな野菜」としても人気があり、ルッコラ同様ごまの風味が楽しめるハーブです。育て方も簡単で、栄養価が高いため注目されています。そんなセルバチコの育て方からおすすめの食べ方まで詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.セルバチコとは
  2. 2.セルバチコの育て方
  3. 3.セルバチコのおすすめの食べ方
  4. 4.セルバチコの保存方法
  5. 5.セルバチコとルッコラの違い
  6. 6.セルバチコの病気と害虫
  7. 7.まとめ

セルバチコとルッコラの違い

ハーブのなかでもセルバチコは、香ばしい風味が特徴の品種です。「ルッコラ」というハーブも広く親しまれていますが、ルッコラもセルバチコもごまによく似た香りや味が楽しめます。また、セルバチコは「ワイルドルッコラ」と呼ばれることもありますが、2つとも同じアブラナ科の植物です。そんなセルバチコとルッコラの違いを詳しくご紹介します。

セルバチコとルッコラの違い①花の色

同じハーブでもセルバチコをルッコラでは、色の違う花が咲きます。セルバチコは黄色の花を咲かせ、ルッコラは小ぶりな白色の花を咲かせるハーブです。どちらの花も食べられるため、料理に彩りを添えたいときにおすすめです。

セルバチコとルッコラの違い②葉の形

セルバチコの葉にはいくつも切れ込みが入っていて、ギザギザの形をしています。しかしルッコラの葉には深い切れ込みがなく、全体的に丸みを帯びた形をしているため、葉の形の違いで見分けることが可能です。

セルバチコとルッコラの違い③形態

セルバチコは多年草のため冬越しをします。しかしルッコラは一年草に分類されており、冬になると枯れてしまうのが特徴です。セルバチコは置き場所などをきちんと管理すれば、毎年収穫できるハーブです。

セルバチコとルッコラの違い④味

セルバチコとルッコラを比べると、セルバチコのほうが野生的な味わいを楽しめます。ごまの風味も刺激的で、ピザやパスタにのせてもしっかりとセルバチコの味がします。育てる環境や土壌によっても味は変化するのが特徴です。

セルバチコの病気と害虫

セルバチコは比較的、病気や害虫被害を受けにくいといわれていますが、油断は禁物です。病気や害虫被害を受けてしまうと、セルバチコが収穫できなくなり、最悪の場合枯れてしまう恐れもあります。セルバチコのかかりやすい病気や害虫被害は以下のとおりです。

うどんこ病

うどんこ病はカビが原因で発生する病気です。湿度の高い環境で育てていたり、梅雨でジメジメしていたりすると、うどんこ病にかかりやすくなります。風通しをよくするなどの対策をして、うどんこ病にかかってしまった葉は、早めに取り除いてください。

アブラムシ

Photo byMabelAmber

セルバチコに肥料を与えすぎてしまうと、アブラムシが発生しやすくなるため注意が必要です。集団で発生し汁を吸われてしまうと、葉の部分が傷んで食べられなくなります。アブラムシは光り物が苦手で、園芸用のシルバーテープで予防できます。

青虫

Photo by NakaoSodanshitsu

セルバチコがまだ若芽のときには、青虫の被害を受けやすいといわれています。青虫に寄生されるとセルバチコの葉が食害されてしまい、葉が穴だらけになってしまいます。殺虫剤を散布するか、青虫を見つけたら箸で取り除くなどの対策をしましょう。

まとめ

セルバチコの特徴や育て方、おすすめの食べ方や保存方法などをご紹介しました。セルバチコは「ワイルドルッコラ」とも呼ばれていますが、ルッコラよりも育て方が簡単で、毎年収穫できるのも魅力的です。自分で育てたセルバチコをさまざまな料理に使用して、ぜひ素敵なごまの風味を楽しんでみてくださいね。

Alisa.
ライター

Alisa.

よろしくお願いします。

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