おすすめの飾り方
ボタニ子
①花束(フラワーアレンジメント)
複数の草花を組み合わせて花束を作る、フラワーアレンジメントで重要なのが「緑」の要素です。カラフルな花の中に「緑」を上手に組み入れることで、フラワーアレンジメントに多彩な表情が生まれます。テマリソウはこの「緑」にぴったりな役者です。緑の彩りを加えるだけでなく、かわいらしいふわふわな見た目が、さらに優しいイメージを作り出してくれるでしょう。
③一輪挿し(大瓶)
テマリソウは、茎部分が約30cm以上になる背の高い品種のため、一輪挿しがよく映えます。一般的な一輪挿しにする場合は、花のてっぺんから花瓶の淵まで(花が花瓶から出ている部分)の長さと、花瓶の高さが同じになるように生けると、美しいバランスが保てます。玄関の脇や食卓の真ん中に一輪生けるだけで、上品な空間を演出してくれるでしょう。
②一輪挿し(小瓶)
緑の丸みのあるシルエットが愛らしいため、小さめのかわいい花瓶で一輪挿しにしても、また違った魅力が味わえます。ふわふわの部分が、花瓶の縁ぎりぎりの高さになるように茎を切り、全体的にころっとした印象にしてもよいでしょう。小さなジョウロやティーカップ、ミルクポットなどを使えば、わざわざ花瓶を用意することなく、おしゃれなアンティーク風の一輪挿しが完成です。
③水に浮かべる(フローティングフラワー)
テマリソウの花の特徴上「花が枯れる」ということはありませんが、緑の元気がなくなり寿命が近づいてきたら、茎を房の少し下で短く切り、そのまま水に浮かべて飾ってもよいでしょう。水に浮かべる場合は深い花瓶ではなく、浅いお皿のような容器を使うのがおすすめです。
家にある使っていない和食器に水をはって浮かべるだけで、面倒な手間もなく素敵な空間を演出できます。ズボラな飾り方のように感じる人もいるかもしれませんが、実はこういった水に浮かべる見せ方は『フローティングフラワー』といって、インテリアとしても人気があります。
ボタニ子
水に浮かべるだけなら、ズボラな私でもお花をオシャレに飾れるかも!
まとめ
テマリソウは人の手で作られた園芸種で、日持ちもすることから長く楽しまめます。花瓶に生ける一輪挿しのような「主役」としても、フラワーアレンジメントのような「脇役」としても優秀な花材として活躍します。切り花の販売が主流ではありますが、苗としても花屋で流通している品種のため、見かけた際は手にとってみてはいかがでしょうか。
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かわいいテマリソウをお部屋に飾りたい!という方のために、おすすめの飾り方をご紹介します。