リシマキアとは?特徴や育て方を紹介!グランドカバーとしても使える?

リシマキアとは?特徴や育て方を紹介!グランドカバーとしても使える?

リシマキアは、葉色が美しくリーフプラントとして育てられていますが、大きく茎を伸ばす性質よりグランドカバーとしても人気があります。繁殖力が強いため初心者でも育てられ、増やし方も簡単です。この記事では、リシマキアの特徴や育て方を詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.リシマキアの基本情報
  2. 2.リシマキアの特徴
  3. 3.リシマキアの育て方
  4. 4.リシマキアの手入れ・植え替え
  5. 5.リシマキアの増やし方
  6. 6.リシマキアの人気の品種
  7. 7.まとめ

リシマキアの人気の品種

リシマキアはグラウンドカバーとしても寄せ植えに使う花としても、非常に人気があります。その中でも特に人気のある品種の特徴と育てる上で気をつけるべきことを紹介します。

人気の品種①ヌンムラリアオーレア

ヌンムラリア・オーレアは、リシマキアの代表的な品種です。葉色が明るい黄緑色で、この色から「黄金葉」といわれています。草丈は5~10cmですが横に50cm以上も伸びるため、グランドカバーとして植えられます。半日陰でも育ちますが、ある程度日当たりがないと花が咲きません。また、葉やけが起き葉色が悪くなるため、夏の強い直射日光は避けましょう。

水草にも使える

もともと湿度を好むリシマキアですが、ヌンムラリア・オーレアは水草としても使われています。水草として水槽で育てる場合、水温を低めに保ったり二酸化炭素を水に添加したりなどの管理が必要です。しかし、水中では育つスピードは遅いので、剪定などの手間はかかりません。

人気の品種②ミッドナイトサン

出典:写真AC

ミッドナイトサンは、オリンピックの銅メダルの色のような赤みのある茶色の葉が特徴です。地面を這うように茎を伸ばし、5~6月に星色の黄色い花を咲かせます。草丈は5~10cmと短めで、横に伸びる性質を生かしグランドカバーへ利用するほか、ハンギングバスケットに植えられることが多い品種です。

日当たりのよい場所に植える

日陰に植えると茎が徒長してしまいます。日陰でも明るい半日陰のほうが、花付きもよくしっかりした株になります。成長が速いため、思っている以上に茎が伸びて場所をとることもあり、茎の剪定はこまめに行いましょう。

人気の品種③リッシー

リッシーは明るい黄緑色の葉に緑の斑が入り、カラーリーフとしても楽しめます。草丈は15cmほどで、横に広がりながら成長していきますが他の品種ほど茎は伸びません。葉だけでなく、5~6月には黄色くてボール状に固まって咲かせる花を楽しめます。茶室に飾られる茶花として見たことがある方もいるのではないでしょうか。

半日陰に植える

他のリシマキアに比べ、リッシーは日当たりを好みません。リッシーは半日陰で湿気が多い場所にも植えることができ、半日陰のグランドカバーにおすすめです。また、他のリシマキアと比べて茎が伸びる範囲が狭く、剪定など株の管理に手間がかかりません。

人気の品種④アトロプルプレア ボジョレー

出典:写真AC

アトプルプレア・ボジョレーは、紹介してきた他のリシマキアと違い、茎を縦に伸ばし草丈は30~50cmの高さがあります。葉はすっとした形で色がシルバーグリーンと、葉も他の品種とは違う印象です。5~6月に咲く花の形は穂状で、色は深みのある赤色で名前にあるボジョレーワインを思わせます。

日当たりを好む

日当たりが悪いと葉の緑色が強くなり、シルバーグレーの葉色が楽しめなくなります。日陰ではなく日なたのほうに植えるのがおすすめです。耐暑性が弱く梅雨の後は株が弱りやすいため、枯れた葉をとったり花が咲いた後の茎は早めに切ったりなど、株の手入れを心がけましょう。植え替えは秋の時期に行う方が、春に花がしっかり咲きます。

まとめ

リシマキアは、葉色の美しさとバリエーションの多さから、リーフプラントやグランドカバーとして使われています。繁殖力が強く、育て方や増やし方は難しくありません。ただ、剪定や植え替えの手入れを行わないと、大きく育ちすぎる心配があります。じめじめした植物の育ちにくい場所でも植えられるなど、使い勝手の良いリシマキアをお庭に加えてみてはいかがでしょうか。

OGAWA
ライター

OGAWA

今はベランダガーデニングを楽しんでいます。

関連記事

Article Ranking