リシマキアとは?特徴や育て方を紹介!グランドカバーとしても使える?

リシマキアとは?特徴や育て方を紹介!グランドカバーとしても使える?

リシマキアは、葉色が美しくリーフプラントとして育てられていますが、大きく茎を伸ばす性質よりグランドカバーとしても人気があります。繁殖力が強いため初心者でも育てられ、増やし方も簡単です。この記事では、リシマキアの特徴や育て方を詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.リシマキアの基本情報
  2. 2.リシマキアの特徴
  3. 3.リシマキアの育て方
  4. 4.リシマキアの手入れ・植え替え
  5. 5.リシマキアの増やし方
  6. 6.リシマキアの人気の品種
  7. 7.まとめ

リシマキアの手入れ・植え替え

出典:写真AC

繁殖力の強いリシマキアは、手入れをせず放っておくと茎をぐんぐん伸ばしていき、株が成長し過ぎてしまいます。手入れの中でも、特に茎の剪定や肥料の与え方には注意しながら、株の成長管理を心がけましょう。

剪定は必ず行う

リシマキアは茎を長く伸ばす特徴があり、成長する茎の先に葉が集中して株元がすかすかになりがちです。そうならないように、全体の形を見ながら伸びすぎた茎の剪定を行いましょう。また、縦に茎が伸びる種類は、剪定を行わないと草丈が大きくなりすぎて倒れてしまうことがあります。花が終わった頃に切り戻しましょう。

肥料の与え過ぎに注意

リシマキアはもともと多くの養分を必要とせず、肥料を与え過ぎると茎が徒長してしまいます。植え付け時に元肥を与えるほかには、様子を見て春先の芽を出す時期と花が終わった時期に追肥すると株の成長を助けます。追肥しても葉や茎の成長が悪いようなら、即効性のある液体肥料を追加しましょう。

リシマキアの植え替え

リシマキアは繁殖力が強く、定期的に植え替えを行わないと株が大きくなりすぎてしまったり、根が込み合って生育が悪くなったりします。2年に1度は株分けを兼ねた植え替えを行いましょう。横に茎を伸ばす種類は、毎年植え替えを行うと、毎年根元から新芽を出し株元がすかすかになりません。

植え替え時期も春か秋

リシマキアの植え替えを行う時期も、植え付けと同じ春か秋がおすすめです。花を楽しむ品種は秋に植え替えを行うと春までの間に株が充実し、春にきれいな花が咲きます。

リシマキアの増やし方

この章では、リシマキアの増やし方を紹介します。リシマキアは、挿し木と株分けにより簡単に株を増やすことができます。どちらの方法でも、水分を好むリシマキアには、植え付け後の水やりを忘れないように心がけましょう。

リシマキアの増やし方①挿し木

リシマキアの挿し木での増やし方は、茎を横に伸ばす種類で行なわれています。この種類は、地面を這うように茎を伸ばしながら根も出しており、根がついている茎はそのまま挿し木できます。挿し木を適当な長さに切り水揚げしたあと、土をかぶせるだけで作業終了です。もし茎に根がついていなくても、1週間ほど水に挿すと根が生えてきます。

リシマキアの増やし方②株分け

リシマキアの種類により、株分けによる増やし方は違います。リシマキアの横に茎を伸ばす種類は、大きくなった株をハサミなどで適当な大きさに切り分けます。リシマキアの縦に茎を伸ばす種類は、掘り起こした地下茎を数個ずつの節に切り分けて、株分けと同時に大きくなりすぎた株の手入れも行います。

ボタニ子

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次のページでは、リシマキアの人気品種をくわしく見ていきましょう。

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リシマキアの人気の品種

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