育て方④水やり
鉢植えの水やり
鉢植えで育てる場合は、土が乾いたらしっかりと水やりをおこないます。5月~11月の開花期には、多くの水を与えると、花がきれいに育つのでたっぷりと水を与えましょう。ただし、冬の期間は土が乾いた状態が望ましいので、水やりは控えましょう。
地植えの水やり
根付くまでの間は、定期的に水やりをおこないましょう。この期間内に土が乾燥したら、枯れてしまう可能性があるので水やりは徹底する必要があります。根付いたら水やりはいりません。ただ、何日も雨が降らないときは、少し水を与えるようにしましょう。
育て方⑤肥料
「緩効性肥料」と「液体肥料」を上手く併用しておこないましょう。緩効性肥料は月1程度のペースで株もとに注ぎます。液体肥料は、規定量にそって薄めた液肥を週1回のペースで与えましょう。ただし、冬は必要ありません。
育て方⑥植え替え
春はルリマツリの苗が出始めるので、植え替えをするのに適した期間です。地植えの場合は基本植え替えする必要はありませんが、鉢植えの場合は、根詰まりしやすいので、毎年植え替えする必要があります。植え替えする際は、既存のものよりもひとまわり大きい鉢でおこなうようにしましょう。
育て方⑦冬越し
鉢植えの冬越し
鉢植えの場合は、日当たりのよい場所に置いておくと無事に冬越しできます。日当たりさえよければ、屋外・屋内どちらに置いてもかまいません。ただし、強い風が土にあたり続けると、温度が下がってしまうので花に影響が出る場合があります。気になる方は、屋内の日当たりの良い場所に置いておくとよいでしょう。
地植えの冬越し
地植えで冬越しするときは、ある程度乾燥させておけば大丈夫です。完全に乾燥してしまったら、枯れてしまう可能性があるため、その辺は注意して観察する必要があります。例えば、10日間以上雨や雪が降らなかったら、完全に乾燥する可能性があるので、その場合は軽く水やりをしましょう。そうすれば、無事に冬越しできます。
ルリマツリの剪定方法
ルリマツリは成長が活発なため、放置すると大きくなりすぎてしまいます。そうなると育てるのが困難になるので、定期的に剪定する必要があります。以下に鉢植えでの剪定方法を紹介します。
鉢植えでの剪定方法
花が咲き終わった後(秋ごろ)に、小さい新芽が出ているので、新芽の上を剪定しましょう。小さい新芽は残しておいてください。このやり方で、全体をひとまわり程度小さくしておきましょう。そうすれば、数か月後にはきれいな花がたくさん咲いてくれます。枝などが複雑に絡みあってる箇所は、ふたまわり程度小さくなるように剪定するようにしましょう。
剪定する際の注意点
鉢植えで剪定する際の注意点は「根元から剪定しない」ことです。根元から剪定してしまうと、回復せずこじんまりしたままという可能性があります。したがって、剪定する場合は根元から剪定しないように十分注意しましょう。根元を避ければそれ以外はどこの部分を剪定してもすぐに復活するので、花の成長には支障がありません。