ペチュニアの上手な寄せ植え方法!季節ごとに相性の良い草花もご紹介!

ペチュニアの上手な寄せ植え方法!季節ごとに相性の良い草花もご紹介!

公園や玄関先などでよく見かけ「花壇の女王」と呼ばれるペチュニア。初心者でも簡単に育てられるペチュニアを使った寄せ植えも人気を集めています。季節に合った植物をあわせるのも魅力です。そんなペチュニアの寄せ植えの植え方と、季節ごとの相性の良い植物を紹介します。

記事の目次

  1. 1.寄せ植えに人気!「花壇の女王」ペチュニア
  2. 2.ペチュニアとは
  3. 3.ペチュニアの寄せ植えの難易度
  4. 4.ペチュニアの寄せ植えを長く楽しむ!管理のポイント
  5. 5.ペチュニアの寄せ植えに相性の良い植物
  6. 6.まとめ

寄せ植えに人気!「花壇の女王」ペチュニア

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「花壇の女王」ペチュニア

丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者から上級者まで幅広く人気を集めているペチュニア。花の色や大きさ咲き方のバリエーションも豊富でプランターや花壇で大活躍のペチュニアは「花壇の女王」とも呼ばれています。

ペチュニアは寄せ植えにもってこい

そんなペチュニアを使った季節や空間に合わせた寄せ植えも注目されています。そんなペチュニアの寄せ植えの上手な植え方、季節に合った寄せ植えに相性のよい植物、植え方や寄せ植えの管理の仕方などをまとめました。季節に合わせたペチュニアの寄せ植えで家を華やかに彩ってみるのもいいですね。

ペチュニアとは

 出典:写真AC
 

ペチュニアはナス科ペチュニア属の草花です。もともと南アメリカに自生していたもので、品種改良を重ねてさまざま色や形のペチュニアができました。玄関先のプランターや公園の花壇などでよく見かけることもあり、馴染みのある花です。

色や咲き方のバリエーションが豊富

大輪から小輪、咲き方も一重咲きや八重咲きなど、可憐なものから豪華なものまでバリエーションが豊富なペチュニア。丈夫で成長も早いことから簡単に育てられるとガーデニング初心者にも人気があります。また花の時期が春先から秋までと長く楽しめるのもうれしいですね。

サフィニアとは

 出典:写真AC

ペチュニアとサフィニアって何が違うの?

サフィニアとはサントリーと京成バラ園芸が共同開発した「ペチュニア・サフィニアシリーズ」のことでペチュニアの品種の一つです。サフィニアもペチュニアと同様に育てることができます。

ペチュニアの寄せ植えの難易度

ペチュニアの寄せ植えは初心者にもおすすめ!

ペチュニアを使った寄せ植えは、比較的簡単にきれいに咲かせることができるので初心者にもおすすめです。水のやり忘れさえ気を付けて管理をすれば長く楽しむことができます。さらに日当たりや土、肥料、摘心などに手をかけて管理をするとよりたくさんの花を楽しむことができますよ。

ペチュニアの寄せ植えを長く楽しむ!管理のポイント

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水やり

土が乾いているのを確認したらたっぷりと水やりをします。プランターや鉢の場合は、鉢底から水が出るまで水をあげてください。水が溜まっていると根腐れの原因になってしまいますので、受け皿がある場合は受け皿に溜まった水は捨てるようにします。夏の暑い時期は水分の蒸発も早くなるので朝と夕方に水やりをするといいでしょう。

置き場所

ペチュニアは日光が大好きで、日当たりが悪いと花つきが悪くなってしまいます。日当たりの良い場所に置いて管理しましょう。鉢植えやプランターで日の当たらない場所に置きたい場合は一日に数時間はよく日の当たる場所に移動させて日光を当てるようするといいですね。

梅雨の時期は雨の当たらない場所に

梅雨など長雨に当たると弱ってしまうこともあります。鉢植えなどの場合は雨の当たらない軒下などに一時的に移動させるといいでしょう。

用土

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ペチュニアの植え付けには有機物をたくさん含んだ水はけがよい用土を使用します。市販されている培養土などでも育てることができます。弱酸性の土を好むので、生育が良くない場合は赤玉土などを加えてサンドを弱酸性に調整すると良いでしょう。植えるときに古い土を使うと生育不良を起こすことがあるので必ず新しい土を使って植えるようにしましょう。

肥料

ペチュニアは肥料が大好きです。長い期間咲き続けるため、定期的な肥料の追加が必要です。緩効性肥料を1か月に1度施します。花が咲いている間は1週間に1度液肥をあげるようにすると、花が途切れず次々と咲き続けます。

摘心(ピンチ)

 出典:写真AC

摘心とは先端の芽を切る(摘む)ことです。ペチュニアは伸びている茎の先端にしか花がつかない傾向があるので、先端の芽を摘みます。先端に出ている芽を摘むことで脇芽が出てきて株が大きくなり、たくさんの花を楽しむことができます。

切り戻し

一通り花が咲いたら切り戻しをします。株全体の茎の長さを半分から3分の1を目安に切り戻しましょう。時期は梅雨の前に行うと湿気対策にもなり有効です。

花がら摘み

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ペチュニアの花を次から次へと咲かせるためには花がら摘みが重要です。咲き終わった花をそのままにしておくと、結実するために養分を取られてしまい次の花がつきにくくなってしまいます。咲き終わった花はこまめに取り除きましょう。

こまめな花がら摘みで病気予防

咲き終わった花をそのままにしておくと病気の原因にもなってしまいます。また、痛んだ葉や大きくなりすぎている葉があれば一緒に取り除くと風通しが良くなり病気を予防できます。見た目も悪くなってしまうのでこまめな花がら摘みを習慣にするといいですね。

病気

ペチュニアを管理するときに気を付けたい病気は、灰色カビ病・うどんこ病です。

灰色カビ病

葉に灰色のカビ状のものができる病気です。灰色カビ病にかかった葉っぱを見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。湿気が多いと発生しやすいので、置き場所は風通しの良い場所を選ぶと予防できます。

うどんこ病

葉っぱがうどん粉のような白いカビがはえる病気です。うどんこ病にかかった葉っぱを見つけたら薬剤などを使って対処しましょう。

害虫

ペチュニアにつく主な害虫はアブラムシ・ナメクジです。見つけたら早めに薬剤などで対処しましょう。

冬越しはできる?

ペチュニアはもともと多年草なので、冬越しもできなくはないのですが、寒さにとても弱く冬の管理をするのが難しい植物です。初心者や手軽に育てたい人は冬越しをさせるよりも翌年新しい元気な苗を購入するのがおすすめです。

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ペチュニアの寄せ植えに相性の良い植物

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