ゼフィランサスの育て方①日常管理
置き場所
ゼフィランサスは暑さや寒さにも強く、屋外でも育てられます。日当たりのいい場所でも半日陰でも問題ありません。ただし真冬の冷え込みが厳しい時期や寒い地域の場合は、霜が降りると枯れてしまことがあります。日中は日当たりがよくても、夜との寒暖差が激しい場合は注意しましょう。
寒いときの対処法
屋外なら、盛り土やマルチングで防寒対策をすれば対処できます。マルチングは藁や落ち葉、ビニールでなどで草花を覆う方法です。霜が降りる場合は、ペットボトルをカットしてカバー代わりにしてもいいでしょう。
用土
ゼフィランサスは水はけがよく通気性のいい環境を好みます。ただし乾燥には弱いので、適度な湿り気も必要です。用土は赤玉土と腐葉土を、7:3の割合で混ぜて作るといいでしょう。環境によって用土を調整しても大丈夫です。鉢植えの用土には、赤玉土と腐葉土を6:3にして、軽石を1プラスすれば、水はけと通気性がよく適度に湿り気のある環境を作れます。
水やり
ゼフィランサスは極端な乾燥に弱いので、水やりはこまめにしましょう。庭植えの場合は植えっぱなしでも育ちますが、長期間雨がふらないときは、水やりをしてください。鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたら水やりをすれば大丈夫です。たくさんの水分を必要とする生育期にカラカラに乾くと枯れてしまうので、こまめな水やりを心がけてください。
肥料
ゼフィランサスを地植えする場合は、植え付けるときに緩効性化成肥料を混ぜておきましょう。用土に肥料を混ぜ込んでおけば、秋頃までは追肥をしなくても大丈夫です。秋頃に一度カリを含む化学肥料を与え、越冬できるようにすると安心です。生育期は1回か2回の追肥をするのがおすすめです。
ゼフィランサスの育て方②植え付け
ゼフィランサスの植え付けは、水はけのいい場所を選びます。水はけが悪い場合は、腐葉土や改良用土を混ぜるといいでしょう。球根から植え付けますので、花が咲いたところを想定しながら間隔を決めるのもポイントです。地植えと鉢植えでは、少し植え付け方が違うのでそれぞれの植え付け方を紹介します。
地植え
ゼフィランサスは群生させると見栄えがよくなるので、球根は3cm間隔くらいを目安にしてください。広い花壇に余裕を持って植え付けたい場合は、5cmくらい間隔を開けてもいいかもしれません。覆土はあまり深くせず、5~10cmくらいにします。
鉢植え
鉢植えの場合は4号なら5個、5号なら7個を目安にしてください。植木鉢の大きさによって、植え付ける球根の数を調整しましょう。植木鉢でも間隔は3~5cmくらいがベストです。
ボタニ子
ボタ爺
次は、ゼフィランサスの植え替えについて紹介します。
植え付けの時期は地植えの鉢植えも、3月~4月がおすすめです。