ボタンボウフウとは?長命草といわれる理由や成分・薬効について解説!

ボタンボウフウとは?長命草といわれる理由や成分・薬効について解説!

ボタンボウフウという植物をご存知ですか?長命草という別名のほうが有名かもしれませんね。健康に非常によく、また高い美容効果も期待できるスーパー野菜です。ここでは、ボタンボウフウの栄養成分や薬効・副作用の有無などについて見ていきます。

記事の目次

  1. 1.ボタンボウフウとは
  2. 2.ボタンボウフウの効能
  3. 3.ボタンボウフウの食べ方
  4. 4.ボタンボウフウの仲間
  5. 5.まとめ

ボタンボウフウとは

出典:写真AC

ボタンボウフウは、セリ科カワラボウフウ属に属する多年草です。関東以南の温暖な海岸付近に自生しており、丈夫な根のおかげで荒れた岩場でも育つことができます。太くつるりとした茎と、つるりとした光沢を持つ葉が特徴で、独特な香りを持っています。夏になると、太い茎の先に小さな白い花を多く咲かせます。

基本情報
学名 Peucedanum japonicum Thunb. var. japonicum
和名 ボタンボウフウ
分布 関東以南・沖縄・朝鮮半島・中国・台湾・フィリピン
草丈 80~100cm

健康に良いことが名前の由来

ボタンボウフウは、牡丹のように中央から外に広がるように重なりながら伸びていくことから、ボタンと冠されました。後半のボウフウの部分は防風から来ており、非常に栄養価が高いので邪悪な風=風邪を防ぐ、というところから名付けられています。セリ科の植物の中でも高い薬効効果を持つものには、ボウフウの名が付けられています。

別名は「長命草」

出典:写真AC

ボタンボウフウという名前を効いたことがない人でも、「長命草」という別名を耳にしたことがある人もいるかもしれません。栄養や薬効成分がとても豊富なことがその由来です。特に沖縄では、古くから長寿の野菜として愛されており、「サクナ」「チョーミーグサ」などの別名で呼ばれています。茎や葉を天ぷらにする他、肉の臭い消しとしても使われます。

花言葉は「長い時間のつながり」など

ボタンボウフウの花言葉は「長い時間のつながり」です。これは別名の長命草が表すように、ボタンボウフウを食べていればお互い健康で長生きできる、という意味が込められています。また、「反対勢力」というと花言葉もあります。これはボウフウの由来と同じで、邪なものに立ち向かう力を持つことから付けられました。

ボタンボウフウの効能

出典:写真AC

ボタンボウフウは、古くから長寿の野菜として愛されてきました。また、美肌効果があり美容にも非常に効果が高いとされています。ボタンボウフウは栄養豊富であり、また薬草としての薬効成分が非常に高いことを、昔の人たちは経験で知っていたということなのです。特に排尿効果が高く、むくみに対して効果的です。

薬効成分豊富で栄養満点

出典:写真AC

ボタンボウフウが健康野菜と呼ばれる理由の一つとして、含まれる栄養成分のバランスがとても良いというのがあげられます。ビタミンAをはじめとした各種ビタミン類に加え、鉄分や食物繊維など、多くの栄養素が豊富に含まれています。また、クロロゲン酸をはじめとするポリフェノールも非常に豊富です。

野菜類トップクラスのカルシウム含有量

ボタンボウフウに含まれる栄養素の中でも、特に際立って多いのがカルシウムです。100gあたり、なんと380mgも含まれています。カルシウムが多い野菜の代表である小松菜で170mg、モロヘイヤでも260mgですから、ボタンボウフウがいかにカルシウムに優れているかわかります。

美容にも効果的

フリー写真素材ぱくたそ

ボタンボウフウにはまた、美容似効果的なイソサミジンと呼ばれる成分が含まれています。これは、排尿を促す効果が非常に高いとされており、特にむくみ対策などに非常に効果的です。その他、糖尿病の発症リスクを減らすクロロゲン酸や、抗酸化作用を持つクマリン類などの成分も多く含まれています。

健康にはいいが食べにくい

Photo by TAKA@P.P.R.S

このように、非常に健康や美容に優れたボタンボウフウですが、一つ見過ごせない欠点があります。それは、セリ科の薬草の特徴である強烈な香りです。これは肉類の臭み消しなどに非常に効果的である一方で、非常に人を選ぶ風味になってしまいます。そのため、大手製薬会社などが、ボタンボウフウの成分を凝縮したサプリメントを販売しています。

妊婦さんやアレルギーがある人は注意

ボタンボウフウには、特に副作用は発見されていません。しかしセリ科の野菜なので、ヨモギやクミンなど、他のセリ科植物にアレルギーがある場合は、ボタンボウフウでも発症してしまう可能性があります。また、薬効効果が高いため、妊娠中の人も食べるのを控えたほうがよいでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

ボタンボウフウは健康に良いのかもしれないけど、クセがあるのは調理法を選んじゃうなあ。

ボタ爺

ボタ爺

確かに生では食べにくいが、特徴に目をつけると向いているレシピが見つかるぞ。次のページで見てみようか。

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