仲間の種類と違い
ミミナグサの仲間であるナデシコ科の植物は種類が多く、特徴もよく似ています。日本全国に分布しているため、ミミナグサと見分けるためには注意が必要です。ミミナグサの仲間でありミミナグサによく似ているとされるハコベ、オランダミミナグサの特徴と、ミミナグサとの見分け方について説明します。
ハコベの特徴とミミナグサとの違い
ハコベ属の基本情報
分類 | ナデシコ科ハコベ属 |
原産地 | 日本全国、寒帯~熱帯地域全域 |
開花時期 | 3~10月 |
ハコベを中心としたハコベ属は全世界に広く分布しており、約120種類の品種が存在します。花びらに浅く切れ込みが入るミミナグサとは異なり、ハコベ属の切れ込みは深めです。切れ込みが深いために花びらが10枚に見えるものもあるほどです。また、開花時期は種類によって異なりますが、ミミナグサの花が咲かない時期に開花時期を迎える種類もあります。
オランダミミナグサの特徴とミミナグサとの違い
オランダミミナグサの基本情報
分類 | ナデシコ科 ミミナグサ属 |
原産地 | ヨーロッパ |
開花時期 | 4~6月 |
オランダミミナグサはヨーロッパで生まれた外来種(帰化種)で、現在は世界中に広く分布しています。日本全国でも広く分布しており、ミミナグサよりもオランダミミナグサのほうがよく咲いている地域も広がっています。花びらの形と開花時期はよく似ていますが、ミミナグサと違い、オランダミミナグサの茎は緑色をしており、ガクも花びらほど大きくありません。
まとめ
ミミナグサとはどのような植物なのか、名前の由来や花言葉、特徴、ほかの仲間との見分け方についてご紹介しました。日本中どこでも見られるミミナグサですが、可憐な花姿が美しく、素敵な花言葉がついておりプレゼントにも最適です。また、非常に育てやすい植物のため、ぜひ一度育ててみてください。
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ハコベ