ダイモンジソウの育て方!夏・冬越しの仕方や管理のポイントを解説!

ダイモンジソウの育て方!夏・冬越しの仕方や管理のポイントを解説!

名前の由来でもある漢字の「大」に似た花を咲かせる、山野草のダイモンジソウをご紹介します。育て方や増やし方、夏越しのコツや植え替えのタイミングなど、お手入れのコツを見ていきましょう。種類の豊富なダイモンジソウの魅力をぜひ知ってください。

記事の目次

  1. 1.ダイモンジソウ(大文字草)とは
  2. 2.ダイモンジソウの3つの特徴をご紹介
  3. 3.ダイモンジソウの育て方
  4. 4.ダイモンジソウの夏越しのコツ
  5. 5.ダイモンジソウの冬越しのコツ
  6. 6.ダイモンジソウの植え替えのコツ
  7. 7.ダイモンジソウの増やし方
  8. 8.「草もの盆栽」を作ろう
  9. 9.ダイモンジソウの品種紹介
  10. 10.まとめ

ダイモンジソウの夏越しのコツ

山野草を暖かい地域で育てる難しさは、やはり夏越しの方法だといえます。蒸れやこもった熱を逃す工夫をしましょう。日中の暑い時間帯だけ、室内に置く方法もあります。

遮光と風通しがポイント

暑い夏を乗り切るポイントは、風通しがよく強い日差しを避けられる環境作りにあります。ベランダなどの限られた空間では、遮光ネットや遮光シートで直射日光を遮り、よしずやすのこで風の通る空間を作りましょう。梅雨前のお手入れとして、株元の黄色い葉っぱを整理しておくのもポイントです。

ボタニ子

ボタニ子

蒸れずに風通しよくするのが、夏越しのポイントね!

ダイモンジソウの冬越しのコツ

寒さに強いダイモンジソウは、秋の花後のお手入れが上手に冬越しさせるポイントです。地上部の葉や茎が枯れても、春先の植え替え時期までは、そのままにしておきましょう。

花後のお手入れがポイント

ダイモンジソウの花後の手入れは、咲き終わった花茎を根元近くでカットすることです。花後はダイモンジソウの休眠期になるため、水やりを控えめにしていくのがポイントです。地植えでは株元をワラなどでマルチングして、乾燥と強風から守りましょう。

ダイモンジソウの植え替えのコツ

鉢植えにしたダイモンジソウは、毎年植え替えるのが上手な管理のコツです。地植えでは、株が混み合って花付きが悪くなったら株分けのサインです。植え替えは、早春の2〜3月を目安にします。

毎年の植え替えがポイント

2月中旬〜3月下旬が植え替えの適期です。新芽が動き始める前が植え替えに適した時期になるため、遅くても4月中には植え替えを済ませましょう。古い土を1/4程度落として、根を崩さずに一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えのタイミングで、株分けもできます。

ダイモンジソウの増やし方

地植えにしたダイモンジソウは、環境があえばぐんぐん増えていきます。鉢植えにした園芸品種のダイモンジソウは、株分けでの増やし方がおすすめです。

株分けでの増やし方

株分けでの増やし方は、春先の植え替えと同じタイミングで作業します。なるべく根を切らないように、大きく2分割して植え付けるのがポイントです。株を細かく割ると根が切れてしまい、植え付けてもうまく根付かないことがあります。

種からの増やし方

花が咲いてから、受粉させて種を採る方法です。園芸品種では種を採種しても同じ花が咲かないため、原種系のダイモンジソウにおすすめの増やし方です。ダイモンジソウの種はとても小さく、乾燥させたらキッチンペーパーで包み、保存瓶に入れて冷暗所で保管します。

ボタニ子

ボタニ子

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