ミヤコグサとは
ミヤコグサ(都草)とは、春から夏にかけて黄色い花を地面いっぱいに咲かせる草花です。冬には地面に出ている部分が枯れてしまいますが、根は枯れておらず越冬する多年草の植物です。ここではミヤコグサの基本情報などについて紹介します。
基本情報
学名 | Lotus corniculatus var.lapomicus |
和名 | 都草(ミヤコグサ) |
別名 | 烏帽子草(エボシグサ) |
属名 | マメ科ミヤコグサ属 |
原産地 | 日本 |
分布 | 日本全国の海岸沿いや草地 中国・朝鮮半島・台湾など |
花期 | 4~7月 |
草丈 | 15~30cm |
名前の由来
ミヤコグサの名前は、京都や奈良などかつて都があった場所に多く咲いていたことが由来です。また漢名をミャクコングサ(脈根草)といい、これが訛ってミヤコグサになったという説もあります。別名のエボシグサは、花の形が烏帽子に似ていることから付けられました。
学名の由来
ミヤコグサの学名のLotusは、ギリシャ神話に出てくる食べると全てを忘れて楽しくなる実をつける空想上の植物「Lotus(ロータス)」が語源です。また、corniculatusには「角がある」という意味があります。
花言葉
ミヤコグサの花言葉は、「また会う日まで」「気まぐれな心」です。これらの花言葉の由来は分かっていません。また、「復習」「恨みを晴らす」などの怖い花言葉もあるため、贈り物にするにはあまりふさわしくないかもしれない花です。
ミヤコグサの特徴
ミヤコグサは、日本全土の日当たりのよい場所に生える草花です。草丈は低く、地面を這うように伸びていくのが特徴で、花期には絨毯のように黄色の花が咲き乱れてとてもきれいです。ここでは、ミヤコグサの花や葉などの特徴を詳しく紹介します。
花の特徴
ミヤコグサの花は、マメ科特有の蝶のような形をした黄色の花です。大きさは1~1.5cmほどで、花径の先に1~3個の花を咲かせます。花期は長く、春から夏にかけて花の数を減らしながら咲き続けます。よく似ているセイヨウミヤコグサと違い、がくに毛が生えていないのが特徴です。
葉の特徴
ミヤコグサの葉は、5枚の小葉がひとつのまとまりである奇数羽状複葉です。茎の先に頂小葉のある3枚の複葉と茎の付け根から出ている2枚からなります。冬になると枯れてしまいますが、春になると再び芽吹きます。
種の特徴
花が咲き終わると、2~3cmの細長い筒状の果実を付けます。1つの鞘に入っている種の数は、20個ほどです。果実は熟すと黒くなり、弾けて中から種が飛び出します。種は茶色で1~1.5mmのいびつな楕円形をしており、固い皮に覆われています。