ツボクサってどんな植物？品種や特徴から美容への効果・効能まで解説！

ツボクサ属には約20種類ありますが、日本でも広く知られているのはツボクサのみだといわれています。数種類の亜種は存在しますが、生育環境によって同じ種類でも見た目に大きな差があるので、見分けるのは少し難しいかもしれません。

「大葉ツボクサ」という種類はその名の通り、葉のサイズが最大で25cmにもなります。

「チヂミツボクサ」という種類は、繁殖力が強いとされています。葉の縁にシワがあり、細かい切れ込みが入っています。

フランスにはツボクサ専門の化粧品メーカーがあったり、韓国コスメにもツボクサが使用されたものがあったりと、ツボクサの美容効果は世界で認められています。日本でも近年、ツボクサの美容効果が注目され、サプリメントから化粧品まで、さまざまな商品を入手できるようになっています。

ツボクサはアンチエイジング効果がある植物として注目されています。インドのアーユルヴェーダでも、若返りのハーブとして重要視されています。ツボクサから抽出されるツボクサエキスには、皮膚修復効果があるとされ、古くから肌の火傷治療などにも重宝されてきました。ほかにも、血行をよくしてむくみやセルライト解消にも役立つなど、さまざまな種類の効能が期待されています。

静脈の流れをよくしたり、細胞の再生を促したりすることで、肌の妊娠線を緩和させる効能もあるとされています。ヨーロッパでは妊娠線対策として古くから肌に使われてきました。

ツボクサの取り入れ方はさまざまです。ネット上でも、サプリメントから化粧品までさまざまな種類の商品を入手できますよ。効果・効能を見ながら取り入れやすいものを探してみてくださいね。

ツボクサは生食すると、苦みのなかにほんのりと甘みがあります。手軽にサラダやスムージーなどに入れるのもいいですね。ベトナムでもツボクサは「ラウマー」という名でよく利用され、調理法もさまざまです。とくに青汁や炒め物、スープなどの材料になっています。タブレットやカプセルなどのサプリメントを入手すると、いつでも簡単にツボクサの栄養を取り入れることができますよ。

ツボクサを乾燥させて、ツボクサ茶として飲むのもよいでしょう。生食よりもクセがなく、飲みやすいと人気です。自分で作る場合は、春から夏頃に茎ごと採取して、水洗いしてから天日干ししておきます。通信販売で無農薬栽培のツボクサ茶を入手することもできますよ。

外側から働きかける方法としては、ツボクサ化粧品を肌につけることができます。シミ・ニキビ跡・傷跡などにも効果的だと人気が高まっています。日本製の商品だけでなく、韓国やタイなど海外の化粧品もネット上で購入できます。化粧水からクリーム、美容液、リップケア、ボディケアとタイプも色々あるので、現在使用中の化粧品と合わせて使えるのがうれしいですね。