ダンチクの育て方
ダンチクは耐寒性や乾燥に強く丈夫たなため、初心者でも育てられます。「環境」「水やり」「植え付け」「株分け」の4つをしっかりと押さえて、上手にダンチクを育てましょう。
育て方①環境
ダンチクは、日当たりのよい場所で育てることをおすすめします。しかし日当たりのよい場所でなくとも、ダンチクは耐寒性や乾燥にも強いため、多少日当たりが悪くても成長はしてくれます。したがって、どうしても日当たりのよい場所を確保できない人でも、栽培することが可能です。
育て方②水やり
ダンチクは茎に水やりをおこなう程度で発根してくれます。したがって、過剰な水やりをする必要はありません。ただし、絶対というわけではないので、水やりの量はしっかりと観察し、臨機応変に与えるようにしましょう。
育て方③植え付け
ダンチクを植え付けする際は、庭植えがおすすめです。庭で植え付けするのが厳しい方は、大きめの鉢で植え付けするようにしましょう。ダンチクは最高で3mぐらいまで大きくなります。そのため植え付けする際は、大きく成長しても大丈夫な場所を選びましょう。
育て方④株分け
定期的に株分けしましょう。ダンチクは成長が速く、放っておいたら枝が込み合って大変なことになってしまいます。水やりなど日常の作業も大変になってしまうので、株が込み合わないように、定期的に株分けしておくことをおすすめします。
ボタニ子
ダンチクは食用として利用できるの?
結論からいうと、食用として利用することは可能です。ところが、実際に食用としての利用はほとんどされていません。活用されていない理由は、「おいしくない」からです。ネットの口コミなどには「苦い」「まずい」などの意見が多数書き込まれています。アクを抜いても苦味が残るぐらいです。そのため食べることは可能ですが、食用として利用するのはあまりおすすめできません。
どうしても食べてみたい人は茹でてから食べましょう
上記でも記しましたが、ダンチクは苦いので、普段は食用として利用はされていません。ですが、興味があってどうしても食べてみたい方は、以下の手順をおこなって食べるようにしましょう。
- ダンチクを軽く茹でる
- 重曹でアク抜き
- かつお節を添える
食用に関してのポイント
- ダンチクは苦くておいしくないため、食用としては利用はされていない
- どうしても食べてみたい方は、軽く茹でて、重曹でアク抜きしてから食べること
- 生では食べないこと
ボタニ子
ダンチクはおいしくはないですが、茹でたりアク抜きはすれば食べることは可能です。ですが、茹でても苦いのでおすすめはしませんね。
ボタ爺
次ページからはダンチクの利用方法を紹介するぞ!
株分けの時期は4月または9月頃といわれていますが、ダンチクの場合は、成長が速いので、株が込み合ってきたなあと感じたら、株分けをおこないましょう。