「お米は太りやすいから…」とダイエット中には考えてしまいがちですが、大丈夫です。ポイントは魚や野菜、豆類、海藻類などとの組み合わせです。1汁1菜(汁物とおかず1品の献立)などしっかり栄養をとりながら、少量のご飯を加えると豊かなダイエット期間を過ごすことも夢ではありません。
米の健康効果②代謝を上げる
コメに含まれるたんぱく質や亜鉛は不足すると健康や美容にマイナス効果が表れるといわれます。美しい髪、爪などを保つためにも必要な栄養素であり、なにより代謝が鈍ってしまうと肌の正常なターンオーバーにも大きく影響するのでご注意ください。
米の健康効果③毒素を排出
便秘はダイエットや美肌の大敵、肌荒れを防ぎ、デトックスを促すためにも食物繊維豊富なコメを利用しましょう。玄米に近い状態であるほどコメの食物繊維量は増加します。ゆっくりよく噛んで食べましょう。胃腸の調子がよくない場合は、お粥や胚芽米にするなど、身体の調子にあわせて工夫してみてください。
米の健康効果④若々しい体と肌を保つ
強い抗酸化作用をもつビタミンEが豊富であることもコメの健康や美容効果が認められている根拠の1つです。細胞に悪い影響をあたえる活性酸素を抑えながら、体や肌の老化を防ぐ働きが認められるといわれています。
米はグルテンフリー素材としても注目
グルテンフリー食材
食の分野ではグルテンフリーの食材として、小麦粉の替りに米粉が使われることが一般的になりつつあります。小麦、大麦またはライ麦などグルテンを含む食品にアレルギーがあると、パンやケーキなど食べられない食品がけっこうな数あるものです。グルテンにアレルギーがあっても食べられるということで、コメは注目を浴びている食材です。
グルテンフリーコスメ
その昔、フランスでは米粉をおしろいとして使用したといいます。現在、美容の世界でもグルテンフリーコスメというジャンルが登場、小麦、大麦またはライ麦など、グルテン、またはグルテンの副産物を含まないスキンケア製品が販売され、グルテンフリーのライフスタイルを選択する人から絶大な支持を得ています。
まとめ
米の美容と健康のための食べ方や利用法をご紹介しました。玄米は食べにくいなら、調理方法で補う、胚芽米や古代米を利用してみるなど、ライフスタイルにあわせて米を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。