ユリオプスデージーの育て方
多少の寒さにも耐えられるユリオプスデージーは、花色が少なくなる冬の花壇を華やかに演出してくれます。ガーデニング初心者にも管理がしやすいので、ぜひ栽培に挑戦してみましょう。苗の購入は園芸店のほか、インターネットの利用が便利ですよ。
育て方①栽培カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
植え付け、植え替え | ● | ● | ● | ● | ● | |||||||
開花時期 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
肥料 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
剪定、切り戻し | ● | ● | ● | ● |
夏の注意点はほとんどないけど、梅雨の長雨には注意が必要よ
寒さにも強いけど、気温がマイナスを下回ったり霜が多いと、花数が減ってしまったり枯れることがあるから気をつけてね
育て方②置き場所
ユリオプスデージーは、日当たりのよい場所を好みます。明るい日陰でも栽培可能ですが、風通しのよい環境を置き場所に選ぶとよいですよ。耐寒性がありますが霜や雪が苦手なので、冬は軒下やベランダなど置き場所を工夫されるとよいですね。
日当たりには注意が必要!
きれいな花を咲かせるためには、日当たりがよいことは欠かせません。しかし、日当たりがよすぎると株が弱ってしまい枯れる原因になってしまいます。とくに夏場は、強い日差しを避けるような工夫を行いましょう。鉢植えなら、置き場所を移動してあげるのもよいですね。
育て方③土と肥料
赤玉土と腐葉土を5:3、ピートモスを2混ぜ合わせて水はけのよい土を作ります。鉢植えには、市販されている花用の培養土が便利ですよ。
肥料がなくてもよく育つ
基本的に肥料がなくても成長しますが、葉の色や花の数が少ないなど状態に合わせて緩効性の肥料を少量施しましょう。液体タイプの肥料もおすすめです。
肥料をあげすぎると根腐れを起こすことがあるから、注意してね!肥料をあげる時期は、春か秋頃がおすすめだよ
育て方④水やり
ユリオプスデージー
— シタマチキンキン (@SitamachiKinkin) November 18, 2019
Euryops pectinatus pic.twitter.com/yrNXnj4fo9
地植えの場合は水やりは控えて栽培します。やや乾燥気味に育てるのがポイントです。夏場など日照りが続くようなら、水量に気をつけて水やりを行ってください。土の中の水量が多いと根腐れを起こしてしまうので、梅雨時期には注意が必要です。
冬の水やりポイント
冬の間も水やりをしてください。土が乾いていることを確認してから、日が出ている午前中に水やりをするとよいですよ。
育て方⑤病気対策
比較的病気に強いユリオプスデージーですが、土の中の水分量が多いと根腐れを起こしてしまいます。根腐れを起こしてしまった場合は傷んだ根を切り落とし、土を入れ替える対応をしましょう。進行具合によっては、栽培を諦めなければなりません。病気の確認は、チェックポイントを参考にしてみてください。
- 土から異臭を感じる
- 葉が変色している
- 土にカビが生えているなど
育て方⑥害虫対策
風通しが悪い環境で育てていると、アブラムシがつくことがあります。肥料が多すぎる場合でもアブラムシがつくので、適切に管理をしましょう。アブラムシは葉の裏側などについて、養分を吸い取ってしまう厄介な害虫です。アブラムシへの対策には、木酢液を薄めたものや害虫用の薬剤が有効的です。
続いてユリオプスデージーのお手入れの方法を見ていきましょう
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