プランテンとは?調理用のバナナ?普通のバナナとの違いや使い方を解説

プランテンとは?調理用のバナナ?普通のバナナとの違いや使い方を解説

プランテンはプランテインやプランテーンなどとも呼ばれるバナナによく似た果実です。普通のバナナは手で皮をむいておいしく食べられますが、プランテンは緑色、黄色、黒いものの皮をナイフでカットし、料理して食べます。普通のバナナとの違いや使い方を解説しましょう。

記事の目次

  1. 1.プランテンとは
  2. 2.プランテンの特徴
  3. 3.プランテンと普通のバナナとの違い
  4. 4.プランテンの料理法
  5. 5.プランテンの保存方法
  6. 6.まとめ

プランテンの購入方法

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プランテンはたまに大型青果店の店先に並ぶこともありますが、お取り寄せや通販での購入が一般的で確実です。日本で個人的に育てている人がいるかもしれませんが、購入はほぼ輸入ものでしょう。普通のバナナも緑色のものが輸入され、追熟されてスーパーや小売店の店頭に並ぶのと似ていますね。普通のバナナは房売りが多いですが、プランテンは1本単位から購入可能です。

プランテンと普通のバナナとの違い

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プランテンと普通のバナナとの違いはまず、皮の厚さです。普通のバナナの皮は薄く手で簡単にむくことができます。プランテンは皮が厚く固いので、特に緑色のものは手でむくのは難しいでしょう。どちらも栄養分が多いパワーフードですが、プランテンのほうが栄養価が高くでんぷん質と食物繊維を多くふくみます。子供の離乳食やお年寄りの栄養食として役立つでしょう。

普通のバナナはそのまま食用になりますが、プランテンは料理というひと過程を経て、食用となるのも大きな違いですね。

プランテンの料理法

Photo by SarahInDisguise

緑色だと食用になるのだろうかと一瞬思われがちですが、色によって調理方法や味が違います。特に緑色のプランテンはイモ類に似ていて、ジャガイモや甘味のないサツマイモと同じ扱いをすれば、日本料理にもアレンジできるでしょう。産地で食べられているものもおりまぜて、プランテン料理のレシピをご紹介します。簡単で、シンプルなものが多いです。

レシピ①プランテンのココナッツオイル焼き

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黒いプランテンを使いましょう。

  1. 皮をむいて、輪切りにする
  2. ココナッツオイルで揚げ焼きする
  3. アーモンドパウダーやシナモンなどをまぶして完成
  4. 甘さが足りないときは砂糖やメイプルリーフシロップなどをかけてください
ぬめりがあるので、油の中へつるんと落ちることがあります。やけどする可能性もありますので、できれば滑らないトングなどを使うのがおすすめです。

レシピ②カレーに蒸しプランテン

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カレーはお好みのものを用意してください。緑色のプランテンを使いましょう。

  1. 半分に切って皮をむく
  2. さらに縦に半分に切る
  3. 蒸し器でやわらかくなるまで加熱
  4. カレーにそえてできあがり
イメージとしてはご飯の代わりにマッシュポテトがカレーの横にそえてあるような食感と風味です。特に緑色のプランテンには甘味がほとんどありませんので主食としてどうぞ。

次は「プランテンのトストーネス」を紹介します。

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プランテンの保存方法

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