ほおずき(鬼灯)の育て方!種まきの時期から収穫までの管理のコツを解説

ほおずき(鬼灯)の育て方!種まきの時期から収穫までの管理のコツを解説

ほおずきは、お盆の時期になると切り花にして飾られてあるのをよく見かけます。そんなほおずきの、種まきから収穫までの育て方のポイントや、上手な増やし方、育てる際に気を付けたい病害虫について解説します。育て方を覚えて、枯らさないよう上手に育ててみましょう。

記事の目次

  1. 1.ほおずきについて
  2. 2.ほおずきの育て方
  3. 3.ほおずきの増やし方
  4. 4.ほおずきがかかりやすい病害虫
  5. 5.まとめ

育て方③肥料

フリー写真素材ぱくたそ

鉢植えの場合は、5月~7月に、地植えの場合は4月~7月に緩効性化成肥料を与えます。追肥はしなくても大丈夫ですが、与えることで実の付きがよくなり収穫量を増やすことが可能です。

育て方④種まき

種まきは4月~5月に行います。鉢に2粒~3粒ずつ点まきをし、種の上に土を薄くかぶせます。発芽を確認できたら元気な芽を残して間引きます。半日陰で風通しのよい場所に置き、水切れしないよう与えて発芽させましょう。

育て方⑤苗の植え付け

苗の植え付けの時期は4月~5月に行います。植え付けする目安は、本葉が4枚~5枚に育ったころにしましょう。鉢植えに苗を植える場合は、6号鉢に5本~6本、地植えに苗を植える場合は、15cm〜20cmの間隔で植えます。横に広がって生長するので、日当たりが悪くならないよう十分に間を空けましょう。

育て方⑥植え替え

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植え替えの時期は4月~5月です。鉢植えの場合は根詰まりしないよう1年~2年に1度、2回り大きな鉢に植え替えましょう。地植えの場合は連鎖障害が起きないよう2年~3年に1度、土を新しくしましょう。株を土から出し、根についた土を落とします。傷んでいる根を切り、生長しているので植え替え前より間隔を空けて植えたら完成です。

育て方⑦水やり

乾燥に弱いので、乾燥して葉が萎む前に水やりをしましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら与え、地植えの場合は、暑い時期に乾燥が続いたら水やりをします。

育て方⑧支柱

5月~7月頃になったら茎が生長してきて転倒する可能性があるので、転倒防止のために支柱を立てましょう。鉢植えの場合はあんどん仕立てで、地植えの場合は囲うように支柱を立て、水平にネットを張ることで安定します。

育て方⑨剪定

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ほおずきは枝分かれしやすい植物なので剪定して、養分を散らさないようにしてあげましょう。花が咲いた頃に剪定を始め、1週間に1回のペースで脇芽を剪定していきます。必要ない脇芽を剪定します。脇芽と葉っぱを切って全体を整えましょう。花芽が付いた頭頂部を切って、実に栄養が行くようにします。

育て方⑩収穫

収穫の時期は8月~9月です。実の色が赤く変化したら収穫の目安です。収穫時期が遅れると、実はそのまま地面へ落下します。

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ほおずきの増やし方

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