ハルノノゲシとは
ハルノノゲシの基本情報
分類 | 草花 |
形態 | 1~2年草 |
原産地 | 日本在来(ヨーロッパ原産) |
草丈 | 高さ50cm~100cm |
開花期 | 春~初夏 |
生息地 | 道ばた |
分布 | 日本全土 |
ハルノノゲシの花言葉
ハルノノゲシの花言葉は「間違ってはいや」「旅人」「おさなき友」「悠久(ゆうきゅう)」「憎まれっ子世にはばかる」「追憶の日々」です。
ハルノノゲシの特徴
キク科のハルノノゲシには、わかりやすい大きな特徴があります。その中から代表的な特徴を紹介していきます。
特徴①花と種
花のつくり
たんぽぽに似たハルノノゲシは、全体で2cm前後の黄色い小さな花です。黄色いかたまりはひとつの花のように見えますが、舌状花(ぜつじょうか)といい、舌のように広がった小さな花が、たくさん集まってできています。
種のつくり
ハルノノゲシの花びらの下にあるのは、実となる子房(しぼう)です。この子房の上は冠毛(かんもう)とよばれ、これが綿毛(わたげ)となります。花が終わると子房は熟して種になり、冠毛は乾いてふわふわの綿毛となって開き、飛んで種を運ぶというわけです。
特徴②葉
葉は見た目よりもやわらかです。茎から羽根のように生え、形はのこぎりのようにギザギザとしています。先にはトゲもありますが触れても痛くありません。長さは15cm~25cm、幅は5cm~8cm程度あります。茎をいだくように葉がついているのが最大の特徴です。
特徴③茎
ハルノノゲシの茎には、せん毛とよばれる細い毛のようなものがまばらにあります。また、茎はストローのように空洞になっていて、必要な栄養分が少なくても強くたくましく生きていけるようになっています。茎や葉は傷をつけるとミルクのような白い液体がでてきます。
特徴④食べられる野草
以外と知られていませんが、ハルノノゲシはレタスやシュンギクなどと同じキク科の植物で、てんぷらやおひたし、油いためなどで食べることができます。レタスにもみられるように、切ったときに出る白い液体には少し苦味があります。
つぎはハルノノゲシの見分け方を紹介します。
1枚づつが1つの花です