ほおずき(鬼灯)の育て方!種まきの時期から収穫までの管理のコツを解説

ほおずき(鬼灯)の育て方!種まきの時期から収穫までの管理のコツを解説

ほおずきは、お盆の時期になると切り花にして飾られてあるのをよく見かけます。そんなほおずきの、種まきから収穫までの育て方のポイントや、上手な増やし方、育てる際に気を付けたい病害虫について解説します。育て方を覚えて、枯らさないよう上手に育ててみましょう。

記事の目次

  1. 1.ほおずきについて
  2. 2.ほおずきの育て方
  3. 3.ほおずきの増やし方
  4. 4.ほおずきがかかりやすい病害虫
  5. 5.まとめ

ほおずきの増やし方

Photo byGoranH

種から増やす方法

ほおずきは発芽率が高いので種から増やすことが可能です。種を収穫したらヌメリを洗い、しっかりと乾燥させます。4月~5月に種をまいて育てていきましょう。種をまく時期は春なので、それまで種を保管をし、腐らせないようにします。

株分けから増やす方法

株分けの時期は3月~4月です。根を傷つけないよう気を付けながら、地下茎を20cm〜30cmのサイズで切り分けていきます。しっかりとした芽が付いている場合は、基本の長さより短く切っても大丈夫です。鉢植えの場合は6号鉢に4本〜5本、地植えの場合は15cm~20cm間隔で植えて育てていきましょう。

ほおずきがかかりやすい病害虫

Photo by nash1011

気を付けたい病気

白絹病

白絹病はカビが原因でなる病気です。病気にかかると白い糸のようなもので覆われてしまいます。湿度が高くなるとかかりやすいので、雨が長く続く梅雨の時期は特に注意しましょう。白絹病は治すことができないので、病気にかかったら根元から株を取り除き、土ごと取り除いて処分するか、土は薬を使って消毒します。

気を付けたい害虫

Photo byAStoKo

アブラムシ

アブラムシが多く発生する時期は4月~8月です。窒素分が多い肥料を与えるとアブラムシが発生しやすくなります。新芽について養分を吸収してしまうので発見したら、潰すか殺虫剤で退治しましょう。

カメムシ

カメムシが多く発生する時期は4月~5月、9月~10月です。完全に防ぐことはできませんが、カメムシが飛んでこないように雑草を抜いて、ほおずきの周りをきれいにすることで予防ができます。葉っぱや茎の養分を吸収してしまうので発見したら、ピンセットで取るか殺虫剤で退治しましょう。

まとめ

Photo bycastleguard

ほおずきは生命力が高く湿度が高くなる時期に気を付けていれば、日当たりも半日陰で大丈夫で、枯らす心配があまりなく簡単に育てられるので初心者におすすめの植物です。ぜひ育てて、袋のような見た目の特徴ある実を楽しんでみてくださいね。

shirayuri7
ライター

shirayuri7

栗の木を育てています。美味しい栗を収穫したいです。

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