夏野菜の効果
暑い夏の時期は、冷たいものを食べたり飲みたくなりますね。でも、摂り過ぎてしまうと、胃腸を冷やし、体調を崩す原因にもなりかねません、そんな時、健康対策に一役かうのが夏野菜です。家庭菜園におすすめの夏植え野菜5品をご紹介します。
6月に種まきできる夏植え野菜①パセリ
お料理の脇や、お弁当に添えられるパセリ。緑色が鮮やかな野菜ですね。パセリは初心者でも簡単に育てられる野菜の1つです。
パセリ基本情報
科名 | セリ科 |
属名 | オランダゼリ属 |
原産地 | 地中海沿岸 |
耐暑 | 強い |
耐寒 | 強い |
草丈 | 20cm~30cm |
パセリの育て方
植え付け後は収穫までの生育期間が早く、そして長く収穫し続けられるパセリ。植え付けしてから2年目には白い花が咲き、種もとれます。気温が15℃以上が生育の適温ですので、4月~5月頃に種をまいても十分に育ちます。
育て方のポイント①
パセリは日の光が強過ぎると、葉が硬くなってしまいます。半日日陰の場所か、直射日光が強く当たらない場所を選んで栽培しましょう。夏場にはたっぷりと水を与え、冬場は土の表面が乾いてきたら与えます。
ボタ爺
育て方のポイント②
プランター栽培をする時には、野菜用の培養土がいいですね。畑で栽培する場合は、元肥を入れる2週間前には石灰を入れてよく耕します。追肥は月に1度、施してあげましょう。葉っぱが黄色に変色してしまったら、20日に1度は追肥が必要です。
収穫
本葉が12枚くらになってきたら、いよいよ収穫です。葉っぱは常に、8枚〜10枚残して収穫するようにしましょう。このように葉っぱを残すことで次々と葉っぱが増え、長く収穫し続けられます。
ボタ爺
プランター栽培なら、雪がふる季節も収穫が可能じゃ。
パセリの栄養分
主な栄養成分 | 100gあたり含有量 |
---|---|
ビタミンC | 120mg |
ビタミンK | 850ug |
カリウム | 1000mg |
鉄分 | 7.5mg |
βカロテン | 7400ug |
葉酸 | 220ug |
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6月に種まきできる夏植え野菜②オクラ
オクラは、黄色のハイビスカスのような花を咲かせます。家庭菜園で育てる方が多い、人気の夏野菜です。
オクラの基本情報
科名 | アオイ科 |
属名 | トロロアオイ属 |
原産地 | アフリカ北東部 |
耐暑 | 強い |
耐寒 | 弱い |
草丈 | 50cm~2m |
オクラの育て方
オクラは日当たりの良いところから、半日日陰になるところでも十分に育ちます。夏の直射日光でも、枯れることがほとんどないほどです。ただし、風通しの良いところで栽培をしてあげましょう。
育て方のポイント①
オクラをたくさん収穫するためのポイントです。種まきの前にはオクラの種を一晩、ぬるま湯か水につけてあげます。こうすることで、より発芽率があがります。種をまいたあとはたっぷりと水を与え、常に土の乾きには注意して栽培しましょう。
育て方のポイント②
発芽から1ヶ月もすると花が咲き始めます。この頃を目途に枝を支える支柱を立てましょう。根が浅いオクラは成長するにつれ、風で倒れやすくなってきます。倒れないようにしっかりと支えましょう。
収穫
花が咲き終わり、3日~4日もすると収穫です。実の長さが5cm~8cmが丁度良い大きさです。大きくなりすぎると固く、美味しくありません。葉の陰に隠れていないか、よく確かめましょう。収穫時期は長く、7月~9月頃まで楽しめます。
上の方に実が付くようになったら実の下の葉を少しだけ残して、他の葉は全て取り除くようにしましょう。
ボタニ子
次ページからはオクラの栄養分について紹介します。
パセリは湿り気のある土が好きなんじゃぞ。