誘引とは？ガーデニングにおける目的や簡単なやり方・便利な道具を紹介

ナイロン製の面ファスナーは面で支えるので、枝や茎を傷付けにくく植物への負担が少ないのが特徴です。重たい実物野菜の枝が折れたり裂けたりするのを防ぎます。誘引したい植物に沿わせるように巻いて、優しく押さえてファスナーを密着させましょう。取り付けも巻き直しも簡単にできるテープです。

ワンタッチで効率よく簡単に誘引作業ができます。支柱や茎の太さに合うサイズのクリップを選ぶのがポイント。硬い枝や力のかかる強い誘引には向きません。洗濯バサミのように持ち、支柱の場合は先に茎を挟み込んでから支柱を挟みます。ネットの場合は先にネットを根元近くの小さな隙間に通してから、茎を挟み込むのがポイントです。クリップ式なので、成長に合わせて移動や付け直しが楽にできます。

ソフトな樹脂で自在に曲げられる針金をくるんだワイヤーです。バラやクレマチス・ツル植物を、アーチやオベリスクにしっかりと誘引できます。盆栽の針金かけにも最適です。他に太さが3.5mm・5mm・7mm、色はブラック以外にブラウンとグリーンがあります。強く引っ張るように誘引しても耐えられるホールド力があります。芯は針金なのでカットするにはペンチなどの道具が必要です。

ナチュラル派におすすめしたいのが、麻ひもです。自然素材で芯がないので柔らかく、使い終わったら燃えるゴミに出せる利点があります。こちらは便利なカッター付きです。支柱と誘引したい枝を、麻ひもで8の字にして2回巻き付けます。後で巻き直したいものには、片リボン結びにしましょう。ワンシーズンだけ育てる、グリーンカーテンやクレマチスにもぴったりですね。色はベージュ・グリーン・黒が使いやすいでしょう。