気軽に始められるミニ盆栽!始めやすい樹種や作り方・育て方をご紹介!

気軽に始められるミニ盆栽!始めやすい樹種や作り方・育て方をご紹介!

小さな鉢で樹木を育てるミニ盆栽は、気軽に始められる園芸です。片手で持てるサイズ、少ない用土、狭いスペースで育ち、育て方も簡単なので子供でもご高齢の方でも育てることができます。四季折々の変化を身近に感じさせてくれるミニ盆栽の作り方、育て方をご紹介しましょう!

記事の目次

  1. 1.ミニ盆栽とは
  2. 2.ミニ盆栽の特徴
  3. 3.初心者が始めやすい樹種
  4. 4.ミニ盆栽の作り方
  5. 5.ミニ盆栽の育て方
  6. 6.いろいろなミニ盆栽アレンジ
  7. 7.まとめ

雑木(ぞうき)

Photo by sor

雑木(ぞうき)盆栽とは松柏以外の落葉する樹種の盆栽のことです。ミニ盆栽は基本的にどんな樹種でも盆栽として作ることができ、作り方、育て方は同じです。ここでは初心者が楽しく育てられる樹種をご紹介しましょう。

もみじ

もみじは新緑から紅葉と葉の色の移り変わりがとても美しく、1年を通して楽しめる樹種です。苗もたくさん出回っているので、初心者でも始めやすいでしょう。丈夫でよく育ちますが、真夏に葉焼けさせてしまうと秋に紅葉が見れなくなります。真夏は水やりを忘れず、直射日光を避けるような置き場やサンシェードを用意するなど工夫してください。

もみじ盆栽の作り方と育て方!初心者でもできる剪定法や仕立て方をご紹介!のイメージ
もみじ盆栽の作り方と育て方!初心者でもできる剪定法や仕立て方をご紹介!
盆栽は人気のある園芸のひとつです。盆栽で注目を集めているのが、もみじ盆栽です。5月の初夏の青々とした姿、秋の赤く色づいた様子は盆栽ファンならずとも目を奪われるでしょう。初心者でもできるもみじ盆栽の作り方や美しい仕立て方、健康な育て方を詳しく見ていきます。

紅紫檀(べにしたん)

紅紫檀はバラ科の樹種です。初夏の小さい赤い花、秋には赤い実と1年中楽しめて、葉も小さいのでミニ盆栽向きです。秋の赤い実はリンゴのミニチュアのように見えるでしょう。花や実を楽しむため樹形の作り方にこだわらず、水やりと春と秋の施肥を忘れないように注意しましょう。花の色が白い白紫檀という種類もあります。

筆者撮影

出典:筆者撮影

盆栽は樹木だけではなく、草でも楽しむことができます。多年草や宿根草を小さな鉢に植えて2〜3年育てると葉が小さくなりミニチュア感がでてかわいらしくなります。上の写真は草の寄せ植えですが、鉢の直径は2cm程度です。雪の下や大文字草は小さくても花を咲かせます。育て方で大切なことは水やりを忘れないことです。

ミニ盆栽の作り方

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大きな盆栽を仕立てるためには専用の大きなごつい道具も必要ですが、ミニ盆栽は100円ショップで揃うもので作ることができます。用土も肥料も少なくてすみ、リビングのテーブルの上でも作業ができます。苗木や鉢などの必要な道具をご説明しましょう。

苗の入手方法

Photo byhat3m

盆栽は日本の野山に自然に生えている樹木を鉢の中で育てます。そのため苗も購入だけでない入手方法もあります。その樹木との出会いも含めて盆栽として育てられるのもミニ盆栽ならではです。

園芸店

盆栽園はもちろん、大きな園芸店にはミニ盆栽に仕立てられる樹木の苗木が販売されています。樹高が30cmくらいなら価格も1000円以下で入手できるでしょう。選び方は他の植物と同じように、葉がいきいきして病気や虫のついていないことと、幹が左右にうねりがあって曲がっているものがミニ盆栽向きです。

挿し木

真柏や雑木ならば挿し木によってミニ盆栽に作っていくことができます。剪定した庭木の枝やフラワーアレンジに使われていた枝を挿し木にして育て、ミニ盆栽にすることもできます。

挿し木苗の作り方

  • 葉が3〜4節くらいついた長さの枝の先端を斜めに切り落とし、用土に挿します。
  • 葉は蒸散を防ぐため半分くらいのサイズに切り落としておきます。
  • 最後にメネデールを与えましょう。

実生

種から育てる実生も植物を育てる楽しみのひとつです。公園で拾ったどんぐりやもみじ、楓の種子を植え長く盆栽として育てると、思い出も含めて愛着のある鉢を作ることができます。実生から太い幹の盆栽に育てるには時間がかかりますが、発芽から樹木を育てる楽しみは実生ならではです。

ボタ爺

ボタ爺

次ページからは必要な道具を紹介するぞ。

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ミニ盆栽の育て方

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