気軽に始められるミニ盆栽!始めやすい樹種や作り方・育て方をご紹介!

気軽に始められるミニ盆栽!始めやすい樹種や作り方・育て方をご紹介!

小さな鉢で樹木を育てるミニ盆栽は、気軽に始められる園芸です。片手で持てるサイズ、少ない用土、狭いスペースで育ち、育て方も簡単なので子供でもご高齢の方でも育てることができます。四季折々の変化を身近に感じさせてくれるミニ盆栽の作り方、育て方をご紹介しましょう!

記事の目次

  1. 1.ミニ盆栽とは
  2. 2.ミニ盆栽の特徴
  3. 3.初心者が始めやすい樹種
  4. 4.ミニ盆栽の作り方
  5. 5.ミニ盆栽の育て方
  6. 6.いろいろなミニ盆栽アレンジ
  7. 7.まとめ

必要な材料

ミニ盆栽を作るのに必要な材料のほとんどは100円ショップで手に入るものです。ハサミも特別なものを用意しないで100円ショップで買えるものでかまいません。お金をかけずに、すぐに手に入る物ではじめてみましょう。

鉢・鉢底ネット・針金

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  • 鉢…陶器のものを用意しましょう。
  • 鉢底ネット…鉢穴に合わせてカットします。
  • 針金…鉢底ネットを鉢穴に固定するときに使います。鉢穴直径の2〜3倍の長さが必要です。

土・苔

Photo byMyriams-Fotos

  • 土…松柏ならば赤玉土のみ、雑木や草ならば赤玉土7:鹿沼土3で配合します。どちらも小粒を使用します。
  • 苔…植え付けた後に貼ります。苔は小さな鉢を乾燥から守り、水やりのときに用土が流れ出るのを防ぎます。

ミニ盆栽としての仕立て方

苗木などを揃えたら、早速、ミニ盆栽に仕立ててみましょう。ミニ盆栽は鉢が小さいので必要な用土が少なくてすみ、大きめの鉢皿の中で作業すれば室内で作業することもできます。また片手で持てるくらいの大きさや重さなので、子供やご高齢の方でも扱うことができるでしょう。作り方と注意することなどご説明します。

苗木の正面決め、アウトラインの剪定

出典:筆者作成

  1. 苗を見て正面を決めます。木の先端が手前に倒れている方向が正面です。
  2. 苗の正面にして不等辺三角になるよう伸びすぎた枝を剪定します。

鉢の準備

出典:筆者撮影

  1. 針金をU字に曲げて鉢底ネットに先端を通します。
  2. そのまま鉢底穴に通し、鉢の裏側で針金を曲げてしっかり固定します。

植え付け

  1. 用土を鉢底が隠れるくらい入れます。
  2. 用土を鉢の縁から5mm下まで入れます。
  3. しっかり入れるため、割り箸などで隙間を突くように入れていきましょう。
子供のこぶしくらいの分量の根がある場合は、根が動かないように鉢底ネットに園芸用ラフィアを通し、木の根元を鉢と結んでおくと良いでしょう。

水やり、苔貼り

  1. 水やりをします。鉢底から流れる水が透明になるまで与えましょう。
  2. 苔を貼ります。苔の裏の茶色い部分をハサミで平らに切り、用土に押さえつけるように貼ります。
  3. メネデールを与えます。

ミニ盆栽の育て方

ミニ盆栽に使われる樹木や草は身近な自然に生えている植物なので、基本のお世話は普通のガーデニングと変わりません。ただし鉢が小さいので気を付ける必要があるところがあります。それぞれご説明します。

ボタニ子

ボタニ子

まずは「置き場・水やり」についてです!

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