レンゲソウ(蓮華草)の育て方!種まき・植え付けのタイミングは?

レンゲソウ(蓮華草)の育て方!種まき・植え付けのタイミングは?

春になると一面ピンク色の絨毯のようにレンゲソウが広がってる光景はとても美しいですよね。レンゲソウは育て方がとても簡単で、花壇の寄せ植えやガーデニングにも人気があります。そんなレンゲソウの特徴や育て方、種まきや植え付けのタイミングなどをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.レンゲソウ(蓮華草)とは
  2. 2.レンゲソウ(蓮華草)の特徴
  3. 3.レンゲソウ(蓮華草)の育て方
  4. 4.まとめ

特徴②「レンゲ蜂蜜」の元になっている

「レンゲ蜂蜜」は名前のとおり、レンゲの花の蜜を蜂が集めて作られた蜂蜜です。しかしレンゲ畑が年々減少しているためあまり収穫できず、今ではとても希少価値が高いといわれています。レンゲの優しい香りと、濃厚な甘さが味わえる人気の蜂蜜です。

「蜜源植物」としても利用されている

レンゲソウは花の蜜の量が多く、味も甘くておいしいので蜂がたくさん集まります。そのため養蜂場などでは蜜源植物としても利用されており、養蜂家には欠かせない存在です。蜜源植物はレンゲソウの他にもクローバーやラベンダーなどがあり、中でもモナルダは「ビー(蜂)バーム(香油)」とも呼ばれ蜂の大好物です。モナルダについては下の記事を参考にしてください。

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モナルダ(ベルガモット)とは?伝統的なハーブの特徴と育て方を解説!
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特徴③食用にできる

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レンゲソウの花や若葉、若茎の部分は食用として利用できます。摘み取ったレンゲソウをよく洗い汚れを落としたら、天ぷら粉をつけてサッと油に入れれば天ぷらの完成です。また、お湯で茹でてしんなりとしたレンゲソウに、醤油とかつおぶしをかければレンゲソウのおひたしも作れます。他にもジャムや酢の物などいろいろなレシピがあるのでぜひ試してみてください。

特徴④連作障害が起こる

「マメ科」に分類される植物のため、同じ場所に植え付けると連作障害を起こしてしまう可能性があります。そのためレンゲソウを植え付けた場所で、もう1度栽培する場合には2年以上の期間を空けてください。同じ用土に植え付ける場合は「レンゲソウ根粒菌」をまいておくのがおすすめです。

レンゲソウ(蓮華草)の育て方

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かわいらしい見た目や甘い香りが楽しめるのが魅力で、初心者でも育てやすい植物です。花壇の寄せ植えにしたり、地植えにしてグランドカバーとして利用したりとさまざまな育て方ができます。そんなレンゲソウの育て方や、種まきや植え付けのタイミングをご紹介します。

育て方①置き場所

明るくて日当たりのよい場所で育てると花付きもよく丈夫に育ちます。また、風通しのよい場所を選ぶと病気や害虫被害を受けにくくなるのでおすすめです。日陰で育てると茎だけがヒョロヒョロと伸びてしまい、花数も少なくなったり花色が悪くなったりするので注意しましょう。

次のページでは、「育て方②用土」をご紹介します。

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育て方②用土

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