ピメレア・ピソディスの育て方
ピメレア・ピソディスは日本ではレア物の立ち居地にあるため、園芸店などでの入手は困難だとされています。購入する際には、インターネットの通販を活用するのがおすすめです。栽培自体は難しくないので、ぜひ栽培に挑戦してみましょう。
育て方①栽培環境
ピメレア・ピソディスはお日さまが大好きです。栽培環境には、1日を通して日当たりがよい場所が適しています。日当たりのほかに、風通しがよいことも確認してください。日本の夏は、とくに苦手です。屋外で鉢植えする際は、明るい日陰に移動させましょう。屋内で栽培する場合は、日当たりのよい窓際がおすすめですよ。
多少の耐寒性はありますが、寒い冬も苦手です。本格的に寒くなる前に、屋内へ取り込みましょう。
ピメレア・ピソディスの耐寒性は0℃といわれているよ。地植えに挑戦する場合は、霜に当たらないかも確認しよう。
育て方②水やり
ピメレア・ピソディスを栽培する場合は、鉢植え地植えどちらも水やりは控えて乾燥気味に管理します。水やりのタイミングとしては、表面の土が完全に乾いた頃がよいでしょう。とくに夏場は多湿になりやすいので、水やりは調節が必要になります。
育て方③用土と肥料
栽培には水はけがよく、酸性の用土を利用してください。配合する場合は鹿沼土とピートモスを6:3、腐葉土1をあわせて用土を作りましょう。これと同じような配合の培養土を使うのもよいですね。
肥料は必要?
肥料はなくても構いませんが、与える場合は春と秋に1回ずつ与えましょう。鉢植えには化成肥料を、地植えには有機質の肥料が効果的です。
ピメレア・ピソディスの増やし方
ピメレア・ピソディスは、日本においては種の入手が難しいともいわれています。苗の入手も難しいとなると、増やし方はあるのか疑問なところですね。それでは、ピメレア・ピソディスにはどのような増やし方があるのかを見てみましょう。ぜひ、参考にしてみてください。
挿し木
ピメレア・ピソディスの増やし方として、おすすめなのが挿し木です。できるだけ元気で勢いのある枝を剪定しましょう。用土に差したら、根が出るまで明るい日陰で管理するとよいですよ。根が安定した後は、日当たりのよい場所に移動してあげてください。
挿し木に適した時期は4~6月です。根が出るまでは、2~3日に一度水やりをしてください。
種から育てる
園芸店などでは入手困難な種は、開花後の花がらから採種できます。さやから種を取り出して、種まきに挑戦してみましょう。発芽するまでは定期的に水やりをしてください。
まとめ
ピメレア・ピソディスは、高温多湿になりやすい夏を上手く乗り越えられれば、栽培は難しくありません。一度目にしたら、そのかわいらしい姿に虜になること間違いなしです。珍しい植物、ピメレア・ピソディスの栽培に挑戦してみてくださいね。
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ピメレア・ピソディスの種はなかなか手に入らないといわれているよ。栽培は苗からはじめるのがおすすめだよ。