ガクアジサイの育て方!日当たりや剪定の時期・方法など管理のコツを解説!

ガクアジサイの育て方!日当たりや剪定の時期・方法など管理のコツを解説!

ガクアジサイは、小さな花に額縁のような装飾花をつける特徴があります。乾燥を嫌い水を好むため、日当たりと冬の置き場、水やりと肥料のタイミングなど育て方にコツが必要です。そこでガクアジサイの特徴と育て方、日当たりや剪定の時期など管理方法を詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.ガクアジサイとはどのような花?
  2. 2.ガクアジサイの特徴
  3. 3.ガクアジサイの育て方
  4. 4.ガクアジサイの人気品種
  5. 5.まとめ

ガクアジサイの育て方

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ガクアジサイは、庭に1株植えれば種がこぼれて自然に育つ繁殖力をもっています。丈夫で育てやすいため、水やりや剪定方法を覚えて家庭で育ててみましょう。ガクアジサイは、水を好み乾燥を嫌うため、水やりのタイミングや用土、鉢の置き場や剪定など管理のコツを覚えるのがポイントです。

育て方①植え付け・植え替え

ガクアジサイの苗は、3~4月または9~10月頃に植え付けましょう。落葉樹は冬に植え付けることが多いですが、ガクアジサイは枝が柔らかく寒さで傷みやすいため、冬を避けて植え付けます。庭植えの場合は植え替えの必要はありませんが、鉢植えの場合は根詰まりを起こすため1年に1回植え替えが必要です。植え替えは花が咲いた後、7月下旬頃にしましょう。

鉢に植え付ける場合は、苗よりも二回り大きい鉢を選びましょう。植え替えも、株よりも大きい鉢に植えます。

育て方②用土

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アジサイは用土の酸性度によって花色を変える植物です。ガクアジサイも同じで、土壌が酸性の場合は青や青紫色の花、アルカリ性の場合は赤やピンク色の花を咲かせます。水はけのよい土を好み、赤玉土と腐葉土の混合が適しています。粘土質や砂質の土は、水はけがよくなり過ぎてしまうため向いていません。初心者の方は青い花用・赤い花用などアジサイ専用の培養土がおすすめです。

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育て方③肥料

肥料は、2~3月に緩効性のものを株元に置き肥し、春に必要な栄養分が行き渡るようにしましょう。おすすめは「チッソ・リン酸・カリ」が同比率の化学肥料です。また、開花前に液体肥料を10日に1回与えて成長を促しましょう。花色が白っぽい場合は、栄養不足のサインです。秋は花芽ができるのを促すため速効性の化成肥料を与えます。

育て方④水やり

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ガクアジサイは、水を好み乾燥を嫌います。鉢植えの場合は、根が乾燥しないようにたっぷり水を与えましょう。庭植えの場合は、基本的に水やりはしませんが、雨が降らない日が続いたときは様子を見て水を与えます。葉や茎にもしっかり水をかけて全体を湿らせましょう。

ガクアジサイは雨の多い日本の気候にあった植物のため、庭に植えると基本的に水やりの必要がありません。

育て方⑤置き場・日当たり

梅雨時に咲くガクアジサイは、乾燥を嫌うため半日陰になる場所に置きましょう。西日に当たり続けると乾燥して葉が焼けてしまいます。午前中だけ日が当たる場所がおすすめです。日照不足になるときれいな色がつかずに白っぽい花になります。また寒さに強い性質がありますが、寒風にあたると芽や枝が傷みます。日当たりと風に気をつけて置き場所を考えましょう。

次のページで育て方の続きと「ガクアジサイの人気品種 」をご紹介します。

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ガクアジサイの人気品種

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