ネメシアの夏・冬越しのポイント
夏越しのポイント
1年草のネメシアは夏になると枯れてしまいますが、宿根草のネメシアは夏越しできる種類のものがあります。夏越しする場合は、できるだけ涼しい環境を選び、土が蒸れない工夫をしましょう。梅雨時期の雨も、避けられるとよいですね。夏は休眠することがありますが、涼しくなるとまた花をつけはじめますよ。
冬越しのポイント
ネメシアは冬の気温が3℃以上あれば屋外でも栽培を楽しめますが、厳寒期の冷たい風にさらされると枯れてしまいます。風に当たらない工夫をしましょう。また、冬は成長がゆるやかになるため、肥料は施しません。水やりの頻度も控え、乾燥気味に管理してください。土の表面が湿る程度が好ましいでしょう。
ネメシアの手入れ
ネメシアのおもな手入れに、花がら摘みと切り戻しがあります。枯れた花を放っておくと、散り落ちたときに病気を媒介してしまいます。しおれたり、色が変わったりしてきたら花がら摘みをしましょう。また、花が咲き終わった頃に1/2程度切り戻しておくと、次の花が咲きやすくなりますよ。
病気予防のためにも、切り戻しを行う前にハサミを消毒しておくのがおすすめです。
ネメシアの増やし方
ネメシアの増やし方に、種まき以外に株分けや挿し木があります。株分けは宿根草のネメシアにしかできないことです。ポイントをおさえて、株分けや挿し木に挑戦してみましょう。
増やし方①株分け
ネメシアさん株分け完了
— ネメ鉢 (@Nemesy39) February 25, 2018
用土は私のブレンドだけど気に入ってくれるといいなー(*´ω`*) pic.twitter.com/m4lJhC0hiR
3つで1つの株になるように、清潔なナイフを使って切り分けていきます。根を傷つけないように気をつけましょう。株分けをしたあとは、風通しと日当たりのよいところで管理してください。株分けは数を増やすだけでなく、風通しがよくなるメリットもあるため、挑戦してみてくださいね。
増やし方②挿し木
ネメシアを初めて挿し木してみました。2週間以上たったけど枯れてない(*≧∀≦*)いけそうだ🎵 pic.twitter.com/nHIqNFa7eX
— 猫林🐾 (@nekobayashigogo) April 26, 2016
挿し木に使うために、10cmほど切り取った茎を用意します。不要な葉は切り落とし、2枚程度ついている状態にしましょう。栽培用の土に挿したら、根が出るまで成長を見守ってくださいね。挿し木をする場合は、4月または9月頃がおすすめです。
まとめ
ネメシアは夏が近づくと枯れてしまいますが、宿根草のネメシアは多年草ともいわれているため、上手に管理をすれば1年を通して栽培が楽しめます。日陰でも栽培できます。庭などで持て余している場所があれば、ぜひ栽培に挑戦してみてください。
夏と冬は、エアコンなどを上手に使って屋内で管理するのもよさそうね。