オカワカメの収穫時期と旬の時期
収穫時期
オカワカメの葉の収穫時期は7月~9月中旬です。この間、生い茂っている葉を切り取っていきましょう。収穫する目安は、葉の大きさと厚みです。手のひらくらいの大きさで、しっかりとした厚みがあるものを選びましょう。9月中旬頃になると、オカワカメの花が開花し始めます。開花時期に入ると成長が止まってしまうため、葉の収穫時期終了の合図と覚えておきましょう。
旬の時期
オカワカメの旬の時期は、産地によって違います。半常緑性の多年草であるオカワカメは、熱帯地域であれば年中緑色の葉を茂らせるため、1年中旬の時期といえるでしょう。一方、日本のように冬の季節がある地域では、秋に葉が枯れてしまいます。この場合は春~初秋までが旬の時期です。
オカワカメの栄養・効能
オカワカメの栄養成分
オカワカメの別名「雲南百薬」の百薬とは「数多くの薬」という意味です。これは多種多様な薬に匹敵する効能が、オカワカメにあるということを表しています。実際にオカワカメは非常に栄養豊富な野菜です。マグネシウム、亜鉛、カルシウム、ビタミンAなど、健康の維持に欠かせない貴重なビタミンやミネラル分が、たっぷりと含まれています。
オカワカメは、別名:雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)と言われるほど、非常に栄養価が豊富です。マグネシウム、亜鉛、カルシウム、ミネラル、ビタミンAが沢山含まれています。通常の野菜から摂取できる栄養の約8倍ほどの栄養が摂取でき、健康はもちろん、美容効果にも最適な食材です!
オカワカメの効能
オカワカメに含まれているマグネシウムには、血管の生成を助け、骨や筋肉の機能を正常にたもつ働きがあるとされます。このため、動脈硬化の予防・改善効果が期待できます。亜鉛は新陳代謝促進作用があるため、傷の回復や美肌・美髪効果が期待できるでしょう。骨や歯を作る元となるカルシウムは骨粗しょう症の予防・改善効果、ビタミンAは目の粘膜強化作用から、眼精疲労の予防・改善に効果的といわれています。
ミネラルは骨や歯のほか、筋肉、血液、神経、臓器などの重要な成分であって、細胞内外の体液に溶けた状態(電気を帯びたイオン)として存在し、体内の環境を一定に保つためには欠かせません。
オカワカメのおいしい食べ方
おすすめの食べ方①茹でる
オカワカメのおすすめの食べ方は加熱することです。特におすすめは茹でることでしょう。オカワカメは、生のままでは青臭さと苦味が強いです。さっと軽く湯通しするだけでも青臭さが抜けて、格段に食べやすくなります。そして切ったり刻んだりすると、ワカメのようなヌメリが出るため、独特の食感が味わえますよ。
おすすめの食べ方②揚げ物
天ぷらなどの揚げ物にするのもおすすめの食べ方です。生のオカワカメに衣をつけて油で揚げると、苦味が和らいで食べやすくなりますよ。むしろ油の風味と苦味がよくあい、おいしく食べられます。同じく油を使う炒め物もおすすめです。
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