かつお菜のおいしい食べ方
かつお菜のおいしい食べ方をご紹介します。下ごしらえの仕方や、冷凍保存の仕方もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
かつお菜のおいしい食べ方①おひたしにする
シンプルな味わいを楽しめるおひたしは、かつお菜本来の味わいを楽しむにはぴったりの食べ方です。かつお菜をさっとゆでて冷水で冷やし、水気を切ってから小分けに切り分けるだけで簡単にできますので、おかずがあと1品足りないというときにも重宝しそうですね。
かつお菜のおいしい食べ方②お吸い物の具に
おめでたい野菜として人気のあるかつお菜は、福岡県ではお正月のお雑煮の具としても定番です。味がやわらかく、他の野菜とけんかをしないため、素材の味を活かすお吸い物やお雑煮などにはうってつけの食材といえるでしょう。
かつお菜のおいしい食べ方③炒め物に
かつお菜の葉は大きく、茎も太いため、炒めるとシャキシャキとした歯触りが楽しめます。火を通して食べる炒め物の具材としても人気があります。また、味にクセがないことや、加熱しても栄養素の低下があまりないことから、ウインナーやコーンなどと一緒に炒めて、お子さまのお弁当の具にするのもおすすめです。
かつお菜のおいしいゆで方・保存方法
すぐに調理しない場合
かつお菜をすぐに使わない場合は、包んである袋から出し、冷暗所に保存します。ビニール袋をかぶせたまま放置すると、葉がしおれたり、腐りやすくなったりするので注意してください。また、かつお菜の葉の裏には小さなとげがありますので、取り出すときに刺さらないように気をつけてくださいね。
きれいに水洗いする
かつお菜はゆでる前に、きれいに水洗いをしましょう。かつお菜の葉には溝が多いため、細かなごみや土が付きやすいです。桶に水をはって、葉や茎についた土やごみを洗い、流水ですすぎましょう。
大きな鍋でゆでる
かつお菜のゆで方のポイントは、大きな鍋を使用し、たっぷりのお湯でゆでることです。お湯が沸騰したら、あく抜きと、色味をきれいに出すための塩を少々入れます。かつお菜を鍋に入れるときは、茎の太いほうから入れるようにしてください。約3分ほどたったら、茎を折りたたむようにしては先までお湯にいれましょう。そのまま約1分ほどゆでたら、お湯から上げます。
流水ですすぐ
かつお菜をゆでるときは、余熱でゆですぎにならないようにし、色味を止めるために、ゆであがったら流水ですすぎ、粗熱を取ります。粗熱が取れたら、茎のほうを持ち上げ、束にして水気を切ります。軽く手で茎の方からぎゅっと水を絞り出すようにして、余分な水分を抜き、完成です。
冷凍保存の仕方
ゆであがったかつお菜は冷凍保存が可能です。水分をきっちりとしぼったかつお菜を小分けに切り分けてラップに包み、冷凍保存用の真空パックができる袋に入れて冷凍庫で保存します。食べきりの目安は2週間~20日前後ですが、なるべく早く使いきるようにしてくださいね。
出典:写真AC