怖い・不吉な花言葉を持つ植物17選!花のプレゼントには注意が必要?

怖い・不吉な花言葉を持つ植物17選!花のプレゼントには注意が必要?

美しい花は、大切な方へのギフトや、誕生日や記念日のプレゼントに欠かせません。その際には花言葉も重視されますが、なかには贈り物にふさわしくない、不吉で怖い意味の花言葉もあります。この記事では、怖い・不吉な意味の花言葉を持つ花を紹介します。

記事の目次

  1. 1.大切な人に贈る花を選ぶ条件とは
  2. 2.怖い・不吉な意味の花言葉は黄色や黒の花に多い?
  3. 3.花束を贈る際の注意
  4. 4.怖い・不吉な意味の花言葉を持つ植物17選
  5. 5.怖い・不吉な意味の花言葉:春の植物編
  6. 6.怖い・不吉な意味の花言葉:夏の植物編
  7. 7.怖い・不吉な意味の花言葉:秋の植物編
  8. 8.怖い・不吉な意味の花言葉:冬の植物編
  9. 9.まとめ

⑮バラ

Photo byCouleur

バラはギフト・プレゼントの定番花として、活躍する場面が多い花ですね。四季咲き性の品種が多く、ほとんどの品種が春と秋の年2回、見頃の時期を迎えます。しかし切り花の人気が非常に高いことから、店や通販で、ほぼ一年中生花が購入できる植物です。花言葉も非常に多く、種類別・色別はもちろんのこと、花の状態や本数別の花言葉まであります。そのため、ネガティブな意味の花言葉も存在しています。

バラの花言葉

バラの全般の花言葉は「愛」「美」です。これはバラが昔から美と愛の象徴とされてきたことに由来しています。バラは非常に花言葉が多く、色別の花言葉だけでも大変な数になります。そのなかで、黄色は「嫉妬」「愛情の薄らぎ」、黒赤色は「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」、赤に白斑模様のバラは「戦争」「争い」などと、怖い意味の花言葉を持つものがあるので注意しましょう。

バラの花言葉まとめ

  • バラ全般の花言葉:「愛」「美」
  • 赤いバラの花言葉:「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」「美貌」
  • 紅色のバラの花言葉:「死ぬほど恋い焦がれています」
  • 濃紅色のバラの花言葉:「内気」「恥ずかしさ」
  • 白いバラの花言葉:「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」「清純」
  • ピンクのバラの花言葉:「しとやか」「上品」「かわいい人」「美しい少女」「愛の誓い」
  • 黄色いバラの花言葉:「友情」「平和」「愛の告白」「愛情の薄らぎ」「嫉妬」
  • オレンジ色のバラの花言葉:「無邪気」「魅惑」「絆」「信頼」
  • 緑色のバラの花言葉:「穏やか」「希望を持ち得る」
  • 紫のバラの花言葉:「誇り」「気品」「尊敬」
  • 緋色のバラの花言葉:「灼熱の恋」
  • 黒いバラの花言葉:「あなたはあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛」「永遠の愛」
  • 黒赤色のバラの花言葉:「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」
  • 絞り模様のバラの花言葉:「満足」
  • 赤に白斑模様のバラの花言葉:「戦争」「争い」
青いバラの花言葉とは?青いバラの歴史と開発秘話を紐解きながらご紹介!のイメージ
青いバラの花言葉とは?青いバラの歴史と開発秘話を紐解きながらご紹介!
青いバラを見たことがありますか?写真では見たことがある、という方も多いでしょう。この記事では青いバラの歴史や開発秘話を紐解きながら花言葉をご紹介します。青いバラをギフトにする時には本数別に異なる意味もありますので、その辺りもぜひ、ご参考にしてくださいね!
バラの本数別の意味・花言葉まとめ!5本のバラの花言葉は何?のイメージ
バラの本数別の意味・花言葉まとめ!5本のバラの花言葉は何?
みなさんは、5本のバラの花束の花言葉や意味をご存知ですか?バラの花は、相手に贈る本数によって花言葉に違いがあるんです。今回この記事では、5本のバラを含め、1本のバラから1001本のバラの花束まで本数ごとに、花言葉や意味を紹介していきます。

怖い・不吉な意味の花言葉:冬の植物編

Photo byfudowakira0

ここからは、不吉で怖い意味の花言葉を持つ、冬の植物について紹介します。冬はほとんどの植物が枯れる、あるいは休眠する季節です。しかし数は少ないものの、冬に花を咲かせる植物は存在します。冬の庭を飾る貴重な彩りとなる植物たちですが、そのなかにも、不吉な怖い意味の花言葉を持つものはあります。

冬に咲く花13選!寒さや霜に強く、冬でも庭植えできる草花を一挙ご紹介!のイメージ
冬に咲く花13選!寒さや霜に強く、冬でも庭植えできる草花を一挙ご紹介!
冬の庭がなんだか寂しいなと思ったことはありませんか?冬期は植物の大切な休眠期ですが、寒い冬に咲く花は思った以上にたくさんあります。今回は耐寒性が強い、越冬しやすいといった意味合いだけでなく、実際に冬に咲く花をご紹介します。冬のガーデニングのご参考にどうぞ。
冬の草花ランキング人気TOP30!冬に植える・咲く・オススメの花は?のイメージ
冬の草花ランキング人気TOP30!冬に植える・咲く・オススメの花は?
花が少なくなってしまう冬でもガーデニングを楽しみたいですよね。そんな冬に強い人気のおすすめ草花をご紹介します。初心者でも育てやすいものはもちろん、多年草であるかなどガーデニングを行う上でのおすすめポイントと合わせて見ていきましょう。

⑯スイセン(水仙)

Photo byMabelAmber

スイセン(水仙)は冬~春にかけて咲く球根植物です。凛とした花姿と甘い香りから人気が高く、見頃の時期があうため正月花として用いられています。甘い香りは香水にも利用されていますよ。育てやすいため、ガーデニングでも人気が高い花ですが、花言葉は意外にネガティブです。花言葉の由来となった伝説も、ギリシャ神話のなかでも有名な話として広く知られています。

スイセンの花言葉

スイセンの全般の花言葉は少し不吉な「自己愛」「うぬぼれ」です。これは後述する有名なギリシャ神話の伝説に由来しています。種類別・色別の花言葉もあり、黄色いスイセンが「もう一度愛して欲しい」「私のもとへ帰って」、ラッパスイセンが「尊敬」「報われぬ恋」、クチベニスイセンが「素敵な装い」です。黄色いスイセンの花言葉は、全般の花言葉とは違う神話が元になっています。

花言葉の由来となった悲劇①

その昔、ナルキッソスという絶世の美貌を持つ少年がいました。その美貌の虜になる者が後を絶ちませんでしたが、ナルキッソス自身は誰も愛そうとしませんでした。やがてナルキッソスの傲慢さに激怒した神によって、ナルキッソスは泉の水面に映った自分自身に恋してしまいます。泉から離れられなくなったナルキッソスは、そのまま衰弱して命を落としました。その後、彼のいた場所に咲いたのがスイセンです。

「うぬぼれ」「自己愛」の花言葉は、神の呪いによるものとはいえ、自分自身に恋したナルキッソスの話から生まれました。

花言葉の由来となった悲劇②

豊穣の女神デメテルには、ペルセポネという美しい娘がいました。ある日、花を摘みに出かけたペルセポネは、美しい白いスイセンを見つけ、それを摘みます。すると冥界の神ハデスが現れて、彼女を冥界へと連れ去ってしまいました。白いスイセンは、ペルセポネに一目惚れしたハデスが、彼女を連れ去るべく仕掛けた罠だったのです。その白いスイセンは彼女の手から離れた際に、黄色いスイセンに変わりました。

「もう一度愛して欲しい」はハデスの強引な愛情、「私のもとへ帰って」は、愛娘を奪われた母デメテルの気持ちを表しているんだよ。

スイセンの花言葉まとめ

  • スイセン全般の花言葉:「自己愛」「うぬぼれ」
  • 黄色いスイセンの花言葉:「もう一度愛して欲しい」「私のもとへ帰って」
  • ラッパスイセンの花言葉:「尊敬」「報われぬ恋」
  • クチベニスイセンの花言葉:「素敵な装い」
水仙(スイセン)が見頃の季節は?自生地やおすすめスポットを紹介!のイメージ
水仙(スイセン)が見頃の季節は?自生地やおすすめスポットを紹介!
冬の季節になると、黄色や白の美しい花を咲かせる水仙。地中海が原産の植物ですが、日本にも水仙が楽しめるスポットはたくさんあります。今回は水仙の特徴や水仙が見られるおすすめスポット、場所ごとの見ごろの季節についてご紹介するので、おでかけのご参考にしてください。
水仙(スイセン)の花言葉は?ナルシストという意味とも関係がある?のイメージ
水仙(スイセン)の花言葉は?ナルシストという意味とも関係がある?
水仙は、凛とした花姿と甘い芳香で早春の訪れを告げる花です。そんな水仙の花言葉をご存知でしょうか。今回は水仙の概要や誕生花、種類や品種、水仙全般の花言葉や種類別・色別の花言葉、そして花言葉の由来となったギリシャ神話の伝説など、水仙に関する情報を紹介します。

次ページは「怖い・不吉な花言葉の冬の花⑰シクラメン」です。

次のページ

まとめ

関連記事

Article Ranking