怖い・不吉な意味の花言葉を持つ植物17選
ここからは怖い・不吉な意味を持つ花言葉を持つ花や植物を、季節別に紹介します。どんなに素敵な美しい花でも、ネガティブな意味が強い花言葉があるものをギフトやプレゼントに使うのは、気が引けてしまいますね。大切な方に本当に喜んでもらえる花を贈るため、上手に対応するためにも、花言葉をしっかり把握しましょう。
怖い・不吉な意味の花言葉:春の植物編
まずは春の季節に咲く、または咲いている怖い・不吉な意味の花言葉を持つ花や植物を紹介します。春とは多くの植物が冬眠から目覚める季節です。このため、非常に多くの植物が開花時期を迎えます。そんな華やかな季節ですが、なかにはネガティブな意味を持つ花や植物も多く含まれています。
①カーネーション
カーネーションといえば、母の日の定番花として有名ですね。母の日のギフト・プレゼントとして、カーネーションを贈る方、または贈ったことがある方は多いでしょう。実際にカーネーション全般の花言葉は「無垢で深い愛」、赤いカーネーションは「母への愛」「母の愛」など、母の日にピッタリな花言葉がつけられています。ただし、種類別・色別の花言葉には、ネガティブな意味の花言葉が多いです。
色別のカーネーションの花言葉
黄色いカーネーションには、ネガティブな花言葉がつけられています。その花言葉とは「嫉妬」「軽蔑」「侮蔑」「愛情の揺らぎ」「友情」「美」です。「美」「友情」と、ポジティブな花言葉もありますが、怖い意味のもののほうが多いですね。黄色に対するネガティブなイメージが由来とされています。贈る際には注意しましょう。
カーネーションは種類別・色別の花言葉がすごく多いんだ。そのぶん、ネガティブな意味の花言葉も結構あるんだよ。詳しくは下記のまとめを見てね。
カーネーションの花言葉まとめ
- カーネーション全般の花言葉:「無垢で深い愛」
- 黄色いカーネーションの花言葉:「嫉妬」「軽蔑」「侮蔑」「軽視」「愛情の揺らぎ」「美」「友情」
- 白いカーネーションの花言葉:「純粋な愛」「尊敬」「私の愛は生きています」「愛の拒絶」
- ピンクのカーネーションの花言葉:「暖かい心」「感謝」「上品・気品」「女性の愛」「美しい仕草」「熱愛」
- 赤いカーネーションの花言葉:「母への愛」「母の愛」「感動」
- オレンジのカーネーションの花言葉:「純粋な愛」「清らかな慕情」「あなたを熱愛します」
- 紫のカーネーションの花言葉:「気まぐれ」「移り気」「誇り」「気品」
- 緑色のカーネーションの花言葉:「癒し」「純粋な愛情」
- 絞り・複色のカーネーションの花言葉:「愛の拒絶」
②ハナズオウ(花蘇芳)
ハナズオウは中国~朝鮮半島を原産とする落葉樹です。本来は10m以上に成長する高木種ですが、日本では2m~3mほどの低木種として扱われています。春の季節になると、葉よりも先に赤紫色やピンク色の花を咲かせます。古くから日本で自生していることもあって、環境になじみやすく育てやすいため、庭木として利用されています。
ハナズオウの花言葉
ハナズオウの花言葉は「裏切り」「不信仰」「疑惑」「裏切りのもたらす死」「高貴」「目覚め」「喜び」「豊かな生涯」などです。裏切りに関する意味の花言葉が多いのは、ハナズオウにまつわる伝説が由来しています。ポジティブな意味の花言葉「目覚め」「喜び」「豊かな生涯」は、ハナズオウが春の季節に、枝にあふれるほどの花をつけることが由来です。「高貴」は紫がかった花色に由来しています。
昔、紫色は身分の高い人しか身に着けることを許されない、特別な色とされていました。
このことから紫色の花には、高貴さや気品を意味する花言葉をつけることが多いんだ。
裏切りを意味する花言葉が多い理由
ハナズオウの花言葉に、裏切りを意味するものが多い理由は、ハナズオウの仲間であるセイヨウハナズオウ(西洋花蘇芳)にまつわるキリスト教の伝説が関係しています。キリストの弟子でありながら、師を裏切ったユダは、のちに裏切ったことを後悔し、自ら命を絶ちました。その際、ユダが首をつった木がセイヨウハナズオウだったといわれています。このため、ハナズオウにも裏切りを意味する花言葉がつけられました。
ハナズオウの花言葉まとめ
- ハナズオウの花言葉:「裏切り」「不信仰」「疑惑」「裏切りのもたらす死」「高貴」「目覚め」「喜び」「豊かな生涯」
- 種類別・色別の明確な花言葉はなし
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カーネーションは黄色以外の色にも、ネガティブな意味の花言葉がつけられています。ギフト・プレゼントにする際は注意しましょう。