フユサンゴとは?名前の由来や花言葉などの特徴・見分け方をご紹介!

フユサンゴとは?名前の由来や花言葉などの特徴・見分け方をご紹介!

フユサンゴは冬に色鮮やかな実を鑑賞して楽しむことができる植物です。育て方も簡単で、植物を育てるのが慣れていない初心者でも安心して挑戦することができます。今回はそんなフユサンゴの育て方や、名前の由来、特徴を紹介しています。

記事の目次

  1. 1.フユサンゴ(冬珊瑚)とは
  2. 2.フユサンゴの特徴と見分け方
  3. 3.フユサンゴの育て方
  4. 4.まとめ

フユサンゴ(冬珊瑚)とは

フユサンゴは南米地方、メキシコやブラジルが原産の植物です。冬に赤珊瑚のように美しい赤色の実をつけます。花も美しいのですが、どちらかといえば花よりも実を鑑賞して楽しむ植物です。50cmくらいの大きさにしかならず、広い場所を必要としないので、庭木として楽しむこともできます。

フユサンゴの基本情報

学名 Solanum pseudocapsicum
科・属 ナス科ナス属
分類 草花
形態 低木・一年草
草丈 30cm〜50cm
原産地 南米東部
別名 タマサンゴ・ソラナム・クリスマスチェリー

フユサンゴ名前の由来

フユサンゴは、夏から冬にかけて色鮮やかな丸い身をたくさん実らせます。その色鮮やかな実の様子をサンゴと重ね合わせたのが名前の由来と言われています。英名ではクリスマスチェリー、エルサレムチェリーと呼ばれています。

フユサンゴの花言葉と誕生花

フユサンゴの花言葉は「神秘的」「あどけない」「あなたを信じる」「愛情」といった意味があります。またフユサンゴの誕生花は2月2日、6月11日、11月16、29日、12月10日です。

フユサンゴの特徴と見分け方

フユサンゴは色鮮やかな実をつけ、それを鑑賞して楽しむ植物です。きれいな実も品種によって大きさや色が変わってきます。より一層楽しむことができるように、特徴や品種の見分け方、育て方を紹介します。

フユサンゴの特徴

フユサンゴは7月〜9月に白色の花が咲き、10月〜12月にきれいな赤色の丸い実をたくさんつけるのが特徴です。秋頃に実をつけ冬にかけて緑色、だいだい色、赤色と身の色が変化していきます。赤色に変わる冬が一番の見所です。

フユサンゴの見分け方

見分け方①他の品種

フユサンゴには、よく見かけるものとビッグボーイと呼ばれるものがあります。一般的なものは実が小ぶりで多く実をつけますが、ビッグボーイは実が大きく、少ないのが特徴です。また、スノーサンゴと呼ばれる種類は、実が大きく葉に白い斑が入っています。見分け方は、実の大きさや葉に白い斑が入っているかで判断できます。

見分け方②イヌホオズキ

フユサンゴの実がつく前は、イヌホオズキと似ています。フユサンゴとイヌホオズキを見分けるには葉をみます。イヌホオズキは葉の周りが鋸歯(ギザギザ)があり、フユサンゴには鋸歯がありません。

見分け方③ミニトマト

ミニトマトもフユサンゴと同じナス科の植物で、実も非常によく似ています。2つの違いは実のつき方と茎の太さです。ミニトマトは実が密集してつき、茎が細く支柱や支えになるものに巻きついて育っています。フユサンゴはバランスよく実がつき、太い茎があります。フユサンゴの実には毒があるので間違えないよう気をつけましょう。

ボタニ子

ボタニ子

次はフユサンゴの育て方について紹介します!

次のページ

フユサンゴの育て方

関連記事

Article Ranking