カイヅカイブキの管理方法
カイヅカイブキの栽培において、とくに剪定は欠かせません。はじめて樹木を栽培する人にとっては、どこをどのように切ったらよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。長らく栽培していても剪定がイマイチうまく行かない人も、剪定の方法を図解で確認しておきましょう。
管理①剪定の時期は梅雨の前
カイヅカイブキの剪定時期は、花期が終わり梅雨がやってくる前がベストです。刈り込みばさみなど、必要な道具を揃えておきましょう。高い場所の作業には高枝ばさみや脚立があると便利ですね。ブルーシートなどを地面に敷いておくと、落ちてきた枝の片づけが楽になりますよ。けがや事故に気をつけて作業してください。
ボタ爺
管理②図解で見る基本の剪定
カイヅカイブキの基本的な選定方法は、隙間から飛び出し、ボサボサに見えるところを摘み取るというものです。新しく出はじめたばかりの葉は柔らかく、手で簡単に摘み取れますよ。カイヅカイブキの葉は金物と相性が悪く、はさみなどを使うと変色することがあります。手の届くところは、手で摘み取りましょう。どうしても手が届かない場所は、はさみで切り取ってください。
管理③図解で見る枝の剪定
カイヅカイブキは枝数が多いと日が当たりにくくなり、新しい葉がつかなくなります。枝の剪定のポイントは、葉を少し残して切ることです。そうすることで、コンパクトに仕立てられますよ。枝の剪定に適した時期は、5~6月です。1年に1回必ず行いましょう。
ボタ爺
根元から切ってしまうと、その枝は枯れてしまうんだよ。どうしてもというときを除いては、少量の葉を残して切るのが剪定のポイントだよ。
まとめ
今回は、カイヅカイブキについて紹介しました。カイヅカイブキは、和洋問わず生垣や庭木として楽しめる植物なので、シンボルツリーを植えたい人にもおすすめです。失敗を恐れず剪定に挑戦して、自分だけのカイヅカイブキを育ててみてください。
葉先を摘み取るだけなら時期は選ばないよ。気になるところは、どんどん摘み取ってしまおう。