パンダンリーフとは?香り・味の特徴や効能、おすすめの使い方を紹介!

パンダンリーフとは?香り・味の特徴や効能、おすすめの使い方を紹介!

独特の甘いにおいが特徴的なパンダンリーフはタイなど暑い国のハーブです。スープやスイーツなどエスニック料理には欠かせない食材であり、建材や医薬品としても活躍します。そんなパンダンリーフの味や香り、名前の意味、日本での購入方法など、詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.パンダンリーフとは
  2. 2.パンダンリーフの特徴
  3. 3.パンダンリーフの栄養と効能
  4. 4.パンダンリーフの使い方
  5. 5.パンダンリーフの食べ方
  6. 6.まとめ

パンダンリーフの栄養と効能

パンダンリーフの栄養

Photo by vil.sandi

パンダンリーフに含まれる主要な栄養素は、クロロフィル(葉緑素)、ビタミンA、リンです。クロロフィルは抗酸化作用、抗菌作用、消臭効果にすぐれ、ビタミンAは皮膚や粘膜を保護し、免疫機能を高めるといわれます。リンの他にもミネラルが豊富なので、ミネラル補給にもおすすめです。

パンダンリーフの効能

マレーシアではパンダンリーフをゴキブリや蚊などの害虫除けに使います。また、パンダンリーフは喘息や糖尿病、高血圧対策などの効果を期待して、民間療法にも用いられる生薬です。パンダンリーフは健康な肌を保つ殺菌効果が期待できるためスキンケアにも人気の素材です。

パンダンリーフの使い方

パンダンの新芽や果実のやわらかい部分は、沖縄などの一部の地域で食用とされたこともありましたが、とても手間がかかわる割にそれほどのおいしさもないため、現在では日本での食用としての利用は見られないようです。東南アジアの国々では、意味のある葉っぱとして食用以外にも使われます。

パウダー

パンダンリーフは抹茶のような細かいパウダーになって市販されています。スムージーやアイスクリームに加える、ケーキなどのトッピングに使うのもおすすめです。タイの食材を取り扱うお店などでネット販売されているので探してみてはいかがでしょうか。

タピオカ

薄い緑色が美しいパンダンリーフが練り込まれたタピオカもおすすめです。甘く風味付けしたココナッツミルクとあわせるだけで涼しげでおいしいスイーツができあがります。

乾燥葉

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

乾燥したパンダンリーフを10~15分煮出すだけで香りのよいお茶ができあがります。温かいお茶もおいしいものですが、冷たく冷やすとおいしさが増します。パンダンにはこれといった味はないので、ジンジャーやレモングラス、クローブなどをブレンドすればいっそうおいしく飲めますよ。

冷凍ハーブ

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

日本では沖縄や石垣島で栽培されているものの手に入りにくいパンダンリーフですが、タイの食材を取り扱うショップなどでは冷凍のパンダンリーフを購入できます。パンダンリーフでちまきをつくるなど、葉っぱをそのまま使いたいなら冷凍のものを探してみましょう。スープや煮込みなどに使用する場合には長い葉を結んで鍋に入れると扱いやすくなります。

次のページでは、パンダンリーフのおいしい食べ方をご紹介します。

次のページ

パンダンリーフの食べ方

関連記事

Article Ranking