キャンドルブッシュとは？植物としての特徴や摂取時の効果や注意点を解説！

キャンドルブッシュは、約1,300年前からインドネシアのバリ島では煎じてお茶にして飲んだり、すり潰して肌にぬったりと民間療法として利用されてきました。豊富な栄養で美容と健康への薬用効果が期待できる植物です。現在も葉がお茶や湿布など、さまざまな形で利用されています。そこで、キャンドルブッシュの3つの効果と栄養について詳しく解説します。

キャンドルブッシュは、そのまま食べるよりも乾燥させた葉をお茶にして飲むことが多いです。食物繊維がゴボウやキャベツよりも多く含まれているため、体内に摂り入れると、腸のぜんどう運動を促し便や老廃物を押し出す働きがあります。お腹の中をすっきりさせる効果が、キャンドルブッシュの一番の特徴です。

キャンドルブッシュは、葉を煎じてお茶にするのが一般的ですが、葉をすり潰して湿布としても使われます。インドネシアでは今でも皮膚病や虫刺され、切り傷の治療などに利用されています。身体の内外から肌のトラブルを癒やす力が期待できる植物です。食物繊維とクリソフェノールが悪化している腸内環境の改善に役立ち、肌の調子を整える効果につながります。

キャンドルブッシュにはクリソフェノールも含まれています。クリソフェノールは植物中の下剤の一種で、食物繊維とあわせて体内を掃除する栄養素です。腸管を刺激し体内の老廃物など余分なものを排出してくれます。

キャンドルブッシュには、ポリフェノールの一種「フラボノイド」が豊富に含まれています。フラボノイドは植物の色素成分で、活性酸素を押さえる抗酸化力があります。また、他にもビタミン・ミネラルもたっぷり含まれているため、それぞれの栄養素の働きよって健康で若々しさを保つ効果が期待できるでしょう。