コレオプシスの育て方!主な品種や美しい花を咲かせるためのコツを解説!

コレオプシスの育て方!主な品種や美しい花を咲かせるためのコツを解説!

コレオプシスは北アメリカを中心に分布する多年草で、華やかな色合いの花と繊細な花茎が魅力の花です。開花している期間が長いので、1年を通して元気な花姿を楽しめます。今回はそんなコレオプシスについて、品種や美しい花を咲かせるための管理方法をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コレオプシスとは
  2. 2.コレオプシスの品種
  3. 3.花を美しく咲かせる育て方のコツ
  4. 4.まとめ

コレオプシスとは

コレオプシスは北アメリカを中心に100種類もの分布がある多年草です。明るくポップな色合いの花が特徴で、公園や河川敷といった場所によく植えられています。宿根草として人気があるのは、コレオプシス・バーティシラータ(イトバハルシャギク)やコレオプシス・グランディフローラです。

ボタ爺

ボタ爺

「宿根草」というのは、一度植えれば毎年同じ時期に花が咲く花を指すんじゃ。植えっぱなしでいいのが助かるの。

ボタニ子

ボタニ子

荒れた土地をきれいな花畑に変える、「ワイルドフラワー」としても重宝されているよ。

名前 コレオプシス
園芸分類・形態 多年草・草花
原産地 北アメリカ、中南米
開花の時期 5月~10月
花の色 黄色、赤、ピンク、オレンジなど
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 開花期が長い

コレオプシスの品種

コレオプシスは100種類以上の品種を持つバラエティに富んだ花です。交配により新しい品種が改良されるにともない、花壇での寄せ植えに利用されることも増えてきました。花色が豊富で花期も長いため、いろいろな季節の花とのコラボレーションが楽しめます。

コレオプシス・バーティシラータ

パッと明るい黄色が特徴的な品種がコレオプシス・バーティシラータです。宿根草として人気があり、丈夫な性質も魅力の一つです。1輪だけでも目を引く存在感があります。バーティシラータの使われた寄せ植えは、花壇全体を元気な雰囲気にしてくれるでしょう。

コレオプシス・グランディフローラ

バーティシラータと同じく、コレオプシス・グランディフローラも明るい黄色が華やかな印象を抱かせます。花びらがギザギザになっているのが特徴で、より野の花といった印象が強めです。丈夫でよく育つ品種です。特にイングリッシュガーデンにおいて人気があります。

ソランナ・ゴールデンスフィヤー

やや大柄の花を咲かせるソランナ・ゴールデンスフィア―は、耐寒性の高さもポイントです。分枝が活発で一つの株にたくさんの花をつけます。ポンポンのような花びらがポップな雰囲気で、たっぷりとしたボリュームから、鉢植えとしても人気の品種です。

ボタニ子

ボタニ子

まるでマリーゴールドみたいね!間違えてしまうかも…。

コレオプシス・レッドシフト

変化咲きをするユニークな品種がコレオプシス・レッドシフトです。春~秋はやわらかなクリーム色ですが、気温が下がる秋口~冬の間に、中央の部分が深みのある赤色に染まっていきます。季節によって違う姿が楽しめる、ファンの多い品種です。

コレオプシス・スタークラスター

マーガレットのような花姿が美しいコレオプシス・スタークラスターは、ナチュラルガーデンにぴったりです。たくさんの小花が集まって咲く様子は、とても清楚で愛らしい印象を与えます。夏は清楚な白色をしていますが、レッドシフトと同様に、秋になると赤紫色に変色します。

コレオプシス・マーキュリーライジング

ぶどうのような透明感のある赤色の花がコレオプシス・マーキュリーライジングの特徴です。細い花茎がコスモスのようにも見えるでしょう。花が枯れにくいという特徴があり、初心者ガーデナーが育てるコレオプシスとしては、このマーキュリーライジングがおすすめといわれています。

コレオプシスの花言葉

複数の花言葉を持つ花はいくつもありますが、なかでもコレオプシスの花言葉の多さは群を抜いています。たくさんの品種を持ち、それぞれに違った美しさを持っているため、いろいろなイメージを抱かせるのかもしれませんね。代表的な花言葉は、以下のとおりです。

コレオプシスの花言葉

  • 素朴
  • 華やか
  • 真心
  • 上流へのあこがれ
  • いつも快活
  • 飾りけのない人
ボタニ子

ボタニ子

品種によって見た目が全然違うね。花姿も花言葉も、同じコレオプシスとは思えないくらいバラエティー豊かだね!

ボタ爺

ボタ爺

そこもガーデナーに愛されるゆえんじゃ。次のページからは、美しい花を咲かせるための育て方のポイントを解説するぞ。

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花を美しく咲かせる育て方のコツ

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