モグラの対策・退治方法〈グッズDIY編〉
モグラの対策・退治グッズは店頭や通販で購入できますが、DIYで作ったものでも対策・退治できます。身近にある材料でDIYできるものもあるので、チャレンジしてはいかがでしょうか。
自作できるおすすめグッズ①ペットボトル風車
必要なもの
- 500mLのペットボトル:1個
- 針金のハンガー:1個
- はさみ
- ドリル
- ペンチ
- ペットボトルのフタと底にドリルで穴をひとつずつあける
- ペットボトルの縦のラインに沿って切る
- 切った部分を羽のように広げる
- フタと底の穴にハンガーを通す
メリット
ペットボトルの風車でモグラを駆除するメリットは、薬や罠などを仕掛けるのが難しい場所でも使えることです。また自宅にあるペットポトルでDIYできるので、コストが抑えられておすすめです。
デメリット
ペットボトルの風車のデメリットは、長期間使用できないことです。音や振動をだすことでモグラを一時的に追いだせますが、モグラは頭がいいのですぐに慣れる可能性があります。一時的な対策として使うといいでしょう。また、うまく作れないと音が鳴らない場合があります。その都度調整してみましょう。
自作できるおすすめグッズ②金網でバリケード
モグラが畑や家庭菜園に侵入できないように、土のなかに金網を埋めます。約50cmの深さに埋めましょう。あらかじめ、薬や音などでモグラを追いだしてから仕掛けます。ポイントはすき間が狭い金網を使うことです。
メリット
金網を使うことのメリットは、物理的にモグラがはいれなくなるので即効性があることです。また、においや音がでないので近所迷惑になりません。金網を仕掛ける範囲は、自分の好きなように決められ、環境に左右されにくいでしょう。また、作物の根が育つ際にも邪魔にならないため、金網はおすすめです。
デメリット
金網のデメリットはほかのモグラ対策・退治方法よりも手間がかかることです。土のなかに金網を埋めるので、範囲が広ければ広いほど大変な作業になります。
モグラの種類
日本にはいろいろな種類のモグラが生息しています。日本各地でみられる種類や特定の地域に生息する種類、希少な種類などさまざまです。そのなかで日本の畑や家庭菜園で目撃されるモグラは2種類とされています。
アズマモグラ
頭胴長:13.5cm~16.8cm |
体重:50g~130g |
コウベモグラ
頭胴長:13cm~18.5cm |
体重:45g~175g |
ミズラモグラ
頭胴長:8cm~10cm |
体長:25g~35g |
サドモグラ
頭胴長:2.5cm~3cm |
体重:95g~135g |
センカクモグラ
頭胴長:12cm |
体重:42g |
モグラによる被害
ネズミによる二次被害
モグラのトンネルはネズミも使うことがあり、庭の花や家庭菜園で育てたものをねずみが食べてしまいます。また、家のなかまで侵入することもあるので、早めの対策・退治をしましょう。
作物の根を傷つける
モグラは土のなかを掘り進むので、作物の根を傷つける場合があります。モグラは肉食で家庭菜園で育てた野菜はほとんど食べませんが、根はとても柔らかく繊細なので傷がつくと丈夫に育ちません。
ミミズが食べられる
ミミズはモグラのエサです。ミミズが土からいなくなると、畑や家庭菜園の作物がうまく育たない場合があります。それはミミズが土と有機物を食べることで、土をふかふかにしたり、堆肥を作ったりするためです。
地盤がゆるむ
モグラは畑や家庭菜園などにトンネルを掘るため、地盤に大きく影響します。モグラをそのまま放置すると、トンネルの範囲が広くなり地盤がゆるむ可能性があるので危険です。モグラは柔らかい土壌を好むため、土砂崩れの原因にもなります。薬や自作のグッズなどで対策・退治しましょう。
まとめ
モグラは音やにおいに敏感で俊敏な動きをします。しかし、薬や自作で作ったグッズなどで対策・退治できるので、追いだすことはそこまで難しくありません。今はモグラが出没していなくても、グッズをDIYして事前にモグラ対策するのもおすすめです。環境にあわせてモグラの対策・退治方法を選びましょう。
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