エディブルフラワーとは
エディブルフラワーは、食べられる(edible)花(flower)という意味を持つ、食用として生育された花です。食卓を色どりとして飾るだけでなく、栄養価が高いことから料理のレシピに幅広く取り入れられています。
ボタニ子
エディブルフラワーのレシピは、お菓子やサラダが多いですね。
エディブルフラワークッキーの作り方
おすすめの素材
エディフルフラワーと相性のよいおすすめの素材はたくさんありますが、その中でも代表的な素材をみてみましょう。エディフルフラワークッキーづくりの初心者でも失敗の少ない素材です。クッキーづくりの参考にしてみてください。
おすすめの素材①アメ
アメはエディブルフラワーを使用したクッキーづくりにおすすめの素材のひとつです。定番のステンドグラス風のクッキーは、アメを加熱して一度溶かしてからエディブルフラワーをトッピングします。
おすすめの素材②ホワイトチョコレート
ホワイトチョコレートは、エディブルフラワーのクッキーづくりで、コーティングとして使用されることが多い素材です。 クッキーに溶かしたホワイトチョコレートを塗り、その上にエディブルフラワーをトッピングします。
おすすめの素材③くだもの
エディブルフラワーは、くだものとの相性もよいです。クッキーづくりの材料にするなら、ドライフルーツを取り入れてもよいでしょう。エディブルフラワーとくだものは、同じ分類科目の素材同士を、組み合わせることでより風味を増します。
ボタニ子
エディブルフラワーがバラなら、バラ科であるいちご、りんご、もも、梅、さくらんぼなどの果物と組み合わせるといいわ。エディフルフラワーもくだものも贅沢で華やかさを感じるわね。
作り方①エディブルフラワーのステンドグラス風クッキー
エディブルフラワーのステンドグラス風クッキーは、ドーナツ状に穴があいた部分に溶かし入れたアメにエディブルフラワーがトッピングされており、アメのカリカリした食感と花の香りが楽しめます。見た目は華やかですがとても簡単なレシピですので、ぜひチャレンジしてみてください。
材料(12~13枚分)
薄力粉130g
砂糖50g
無塩バター60g
卵1/2個
バニラエッセンス少々
エディブルフラワー適宜
作り方
- バターを常温にもどし、エディブルフラワーを洗って乾かしておく
- バターを白くなるまでよく練り、振るった砂糖を入れよく混ぜる
- 砂糖をなじませたらバニラエッセンスを加えて混ぜる
- 振るっておいた薄力粉を少しずつ加えて切るように混ぜ合わせ、生地を冷蔵庫で1時間ほど休ませる
- 生地の型抜きをし、180℃のオーブンで4分~5分焼き、一度取り出す
- 真ん中に溶かしたアメを入れ、再びオーブンで3分ほど加熱し、アメが溶けてきたらエディブルフラワーを入れて2分ほどオーブンで加熱させる
作り方②ときめきクッキー
ときめきクッキーは、市販のクッキースティックを使用しているので、クッキー生地づくりが苦手な方も、簡単に作れます。クッキーの上にアイシングとエディブルフラワーをのせるだけですが、見た目は華やかでプレゼントにも最適です。
材料(クッキースティック4本分)
市販のクッキースティック型4本
ナッツお好み
ハーブお好み
アラザンお好み
エディブルフラワー1っ
卵白小さじ1
シュガーパウダー大さじ3
作り方
- アイシングを作る。ボウルに卵白とシュガーパウダーを3回に分けてしっかり混ぜる
- クッキーの上にアイシングを乗せ、指で伸ばす
- エディブルフラワーやナッツやハーブをクッキーの上にトッピングし、乾燥させる
エディブルフラワーの栄養素
栄養素①ビタミンAが豊富
エディブルフラワーは、料理の色どりをよくするだけではありません。栄養価がとても高く、ビタミンAやビタミンCは野菜より多く含有されています。中でもカレンジュラはビタミンAの含有量が非常に多く、ビタミン不足と感じている方にはおすすめです。
栄養素②食物繊維が豊富
エディブルフラワーは、食物繊維も豊富に含まれており、便秘改善の効果が期待されます。特にバラやカーネーションに食物繊維が豊富に含有されているので、便秘に悩んでいる方はバラやカーネーションのエディブルフラワーを積極的に取り入れるのもよいでしょう。
エディブルフラワークッキーで華やかなディータイムを
エディブルフラワーを使用したクッキーは、おしゃれで香りもよく華やかです。クッキー生地を作るのが難しいという方は、市販のクッキーの上にトッピングをしてもよいでしょう。エディブルフラワーを使ったクッキーのレシピも豊富にあり、作り方も簡単です。ぜひチャレンジしてみてください。
出典:写真AC