サニーレタスの栄養はどれほど?レタスとの違いや効果的な摂取方法!

 サニーレタスの栄養はどれほど?レタスとの違いや効果的な摂取方法!

レタスといえばスーパーの野菜コーナーでも見かけるオーソドックスな葉野菜ですが、最近ではさまざまな種類の葉野菜が販売されておりサニーレタスもそのうちの1つです。サニーレタスは栄養満点でレタスとはまた違う栄養素が含まれており、サニーレタスの魅力をみていきましょう。

記事の目次

  1. 1.サニーレタスとは
  2. 2.サニーレタスは栄養素が豊富!
  3. 3.サニーレタスとレタスとの違い
  4. 4.サニーレタスの栄養を効果的に摂取する方法
  5. 5.サニーレタスのおすすめレシピ8選
  6. 6.サニーレタスの栄養を効果的に摂取しよう

サニーレタスとは

サニーレタス
フリー写真素材ぱくたそ

サニーレタスは葉の先がほんのり赤紫色を帯びている葉野菜で、レタスのように薄くシャキシャキとした歯ごたえが楽しめる野菜です。レタスと名前に入っているため、サニーレタスとレタスの違いが気になる方も多いでしょう。サニーレタスの基本情報や特徴、旬の時期やレタスとの違いを確認し、おいしく食べてみてください。

基本情報

サニーレタス
フリー写真素材ぱくたそ

学名 Lectura sativa var.crispa
英名 Red Leaf Lettuce
和名 サニーレタス
別名 赤縮緬萵苣(アカチリメンチシャ)リーフレタス、レッドレタス、チリメンチシャ
原産 日本
栽培地 日照のよい露地栽培
旬の時期 特になし
分類 キク目キク科アキノノゲシ属

ボタ爺

ボタ爺

サニーレタスは安定して供給されているため、旬の時期は特にないといわれておるんじゃ。

ボタニ子

ボタニ子

とはいえ値段が安くなる時期があって、5月~7月や10月~12月で、そのあたりの時期が旬ともいえるでしょう。

特徴

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サニーレタスの特徴は色で、葉先が赤紫色で付け根にいくほど緑色になるところです。葉のグラデーションが鮮やかで、見る人の心を捉えます。ほかに味も特徴的でぴりっとした苦みとほんのりした甘さがあり、メインディッシュを引き立てるでしょう。

サニーレタスの仲間

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サニーレタスはキク科アキノノゲシ属の植物で、もとは葉レタスを改良した品種です。そのためサニーレタスの仲間は数多く、スーパーでよく見かける玉レタスも仲間の1つです。またサンチュは玉レタスの仲間で、韓国料理などで肉料理を巻くなどの調理法で親しまれています。正式名称をチマ・サンチュといい大ぶりの葉で肉を包めると親しまれている種類です。

サニーレタスの仲間

  • プリーツレタス
  • シルクレタス
  • ブーケレタス
  • グリーンレタス(グリーンリーフレタス)
  • ピンクロウスター
  • レッドオーク・リーフレタス
  • グリーンオークリーフ
  • フリルレタス
ボタ爺

ボタ爺

サニーレタスは1971年に改良された品種じゃが、そこから多くの種類のレタスが日本にやってきておるんじゃな。

サニーレタスの見分け方

フリルレタスの見分け方は葉でフリルのようにふんわりし、サニーレタスのような赤みがありません。プリーツレタスの見分け方も葉で緑色をしており、スカートのプリーツのように細かく折り重なっています。グリーンレタスはサニーレタスの赤みがなくなったような葉をしており、どれも葉の形が異なるため葉に注目して見分けましょう。

保存方法

冷蔵庫
Photo byPexels

サニーレタスは保存方法に気をつければ、鮮度を保ちシャキシャキとした食感を味わえます。おすすめの保存方法は冷蔵保存で、キッチンペーパーを濡らしてサニーレタスの根元に巻きつけましょう。冷蔵庫の野菜室に立てて保存すれば長めに新鮮さを保てます。

楊枝を指して鮮度を伸ばす保存方法

サニーレタスの茎の中心部に楊枝を3本ほど挿すと、サニーレタスの成長点を刺激して壊せます。すると成長するために茎から供給している栄養や水分が送られなくなり、サニーレタスの保存期間が1週間ほど伸びて長くおいしく食べられるでしょう。

冷凍保存も可能

冷凍保存をする場合は、サニーレタスの葉を1枚ずつにちぎりましょう。ジップロックなどに保存して冷凍庫に入れます。冷凍保存をするとシャキシャキ感がなくなるため、生ではなく加熱して食べましょう。旬の時期以外でもおいしく食べられるおすすめの保存方法です。

サニーレタスは栄養素が豊富!

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サニーレタスは栄養素が豊富で、玉レタスとはまた違った効果や効能があります。女性にうれしい美容にいい成分や、健康にやさしい成分など豊富な栄養をみてみましょう。

栄養素①βカロテン

サニーレタス
Photo by T.Kiya

サニーレタスに含まれている栄養素であげられるのがβカロテンです。玉レタス100gあたりの栄養成分と比較すると、玉レタスには約130μg、サニーレタスには約2000μg含まれています。βカロテンにはがんを抑制する効果や、動脈硬化や心筋梗塞を抑える効能があるといわれており、免疫力を高め健康を維持できるでしょう。

ボタ爺

ボタ爺

βカロテンは体内に取り込まれると必要量だけビタミンAに変換され効能をさらに発揮するのじゃ。

ボタニ子

ボタニ子

必要な量だけ摂取できるなら摂り過ぎなどを気にしなくていいので安心ですね。

栄養素②ビタミンC

レモン
Photo byMyriams-Fotos

ビタミンCも豊富で玉レタスと比較すると約3倍も含まれています。玉レタス100gあたりのビタミンCが約5mgに対し、サニーレタスの成分は約17mgです。ビタミンCには免疫力を高め、コラーゲンをつくり美容によいなどの効果があります。またメラニン色素をストップしたり、酵素の働きを助けたりするなど数多くの効能があり美肌に導いてくれるでしょう。

ビタミンEやビタミンKも豊富

ほかにもビタミンEやビタミンKも豊富で、抗酸化作用や抗炎症作用などの効能が期待できる成分です。ビタミンEはタンパク質と一緒に摂取するとさらに効果が増し、ビタミンKは骨を丈夫にし動脈の石灰化を止める効能があるなどがあげられます。

栄養素③カリウム

緑の野菜
Photo bykkolosov

サニーレタスにはカリウムも豊富に含まれており玉レタスの倍の量です。カリウムには血圧を下げ、体内の細胞を正常に保つなどの効果や効能があるといわれています。カリウムの摂取をすれば血圧を安定させ脳卒中の予防などができるでしょう。また腎臓にもよい効果があり、老廃物などを尿と一緒に排出する効能が期待できます。

栄養素④鉄

赤血球
Photo byVector8DIY

サニーレタスは玉レタスの約60倍の量の鉄分が含まれています。鉄分が不足すると貧血などが心配されるため気をつけましょう。鉄分には貧血を予防する効果だけでなく疲労回復や代謝をよくする効果なども期待できます。人間の体には必要不可欠な栄養成分です。

栄養素⑤食物繊維

食物繊維は消化を助け、便秘を防ぐ効能があるといわれています。ほかにも糖尿病や心筋梗塞、肥満などの予防、血中のコレステロールを低下させるなどの効果も期待できるでしょう。便通がよくなるとストレスが減り、体の血行もよくなります。

栄養素⑥葉酸

小松菜
フリー写真素材ぱくたそ

サニーレタスは葉酸も豊富で、葉酸には赤血球の精算を助けたり代謝をよくしたりなどの効能があるといわれています。ほかにもDNAやRNAなどの核酸やタンパク質、細胞の生産などを促す効能もあるため、体の発育にも効果があるでしょう。妊婦さんには必須の栄養成分です。

栄養素⑦アントシアニン

ブルーベリー
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サニーレタスにはアントシアニンなどの成分も含まれており、葉の先の赤紫色になるのはアントシアニンによるといわれています。アントシアニンはブルーベリーなどに含まれており、視力を改善する効能や抗酸化作用などが期待でき眼精疲労などを予防できるでしょう。

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サニーレタスとレタスとの違い

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