日陰でも育つ野菜&ハーブ10選!日当たりが悪くても育つ理由も併せてご紹介!

日陰でも育つ野菜&ハーブ10選!日当たりが悪くても育つ理由も併せてご紹介!

家庭菜園やガーデニングを楽しみたいけど、日当たりが悪いから諦めてる…という方も、日陰でも育つ野菜やハーブがあったら育ててみたいですよね。今回は、日陰や半日陰でも育つ野菜、ハーブのご紹介と、日当たりを好む陽生植物と日陰を好む陰生植物の違いを解説します。

    記事の目次

    1. 1.野菜の日照分類
    2. 2.なぜ日当たりが悪くても育つ?
    3. 3.光飽和点と光補償点
    4. 4.陽生植物と陰生植物の違い
    5. 5.日陰で育つ野菜・ハーブ10選!
    6. 6.日陰で育つ野菜①フキ
    7. 7.日陰で育つ野菜②みょうが
    8. 8.日陰で育つ野菜③ミツバ
    9. 9.日陰で育つ野菜④ニラ
    10. 10.日陰で育つ野菜⑤シソ
    11. 11.日陰で育つハーブ①ミント
    12. 12.日陰で育つハーブ②チャービル
    13. 13.日陰で育つハーブ③パセリ
    14. 14.日陰で育つハーブ④レモンバーム
    15. 15.日陰で育つハーブ⑤ベルガモット
    16. 16.まとめ

    野菜の日照分類

    Photo bymaja7777

    野菜や植物を育てる上で、日照は大事です。野菜の日照の分類は、直射日光を好み日陰では育たない「陽生植物」、半日陰から日陰を好む「陰生植物」。そして、双方の中間である「半陰生植物」の3つに分類されます。

    ①陰生植物

    フリー写真素材ぱくたそ

    陰生植物(いんせいしょくぶつ)とは、1日の日照時間が1~2時間以下の日当たりの悪い日陰でも生育が可能な植物の事をいいます。陰生植物で代表的なものは、ドクダミや、コケ、シダ植物が有名です。陰生植物である野菜については後ほどご紹介します。

    ②半陰生植物

    Photo byjplenio

    半陰生植物(はんいんせいしょくぶつ)とは、1日の日照時間が半日(3~4時間ほど)でも育つことのできる植物の事をいいます。午前中だけ日が当たる、午後だけ日が当たる、と言った場合も該当し、木漏れ日程度の日照でも育つことができます。

    半陰生植物の一例

    Photo byPexels

    半陰生植物と言われる野菜は以下のとおりです。※一部を抜粋

    いちご ほうれん草 小松菜 レタス
    かぶ じゃがいも さといも ねぎ
    春菊 アスパラガス しょうが  
    春野菜など、夏以外の収穫の野菜が多いですね。

    ③陽生植物

    Photo byJillWellington

    陽生植物(ようせいしょくぶつ)とは、日当たりの強い場所を好み、1日中(およそ6時間以上)日が当たる環境を好むため、日陰では育たずに枯れてしまいます。ほとんどの種類の野菜がこれに該当するといわれています。

    陽生植物の一例

    Photo byCouleur

    陽生植物といわれる野菜は以下のとおりです。※一部を抜粋

    トマト なす ピーマン 落花生
    きゅうり すいか とうもろこし 人参
    さつまいも 大根 メロン 玉ねぎ
    かぼちゃ そらまめ いんげんまめ  
    このように、陽生植物は日当たりの良い環境を好む「夏野菜」といわれる野菜が多いことがわかります。

    なぜ日当たりが悪くても育つ?

    Photo bymarkusspiske

    なぜ陰生植物は、日陰でも育つのでしょうか?それは、植物に必要不可欠な光合成に関連してきます。植物は、太陽光を浴びることで光合成をし、成長していきますが、陰生植物、陽生植物はもともと持っている性質が異なり、光飽和点と光補償点がポイントになります。

    光飽和点と光補償点

    Photo bygregovish

    光飽和点とは

    光飽和点(こうほうわてん)とは、光の強度が上がり飽和状態になることです。光が強くなることで、光合成の速度が速まります。飽和状態とは、最大限まで満たされているという意味なので、光飽和点が高い、とはもうこれ以上の光は不要だという点が高いという事です。この光飽和点が高いほど、光の強度を必要とするという意味です。

    光補償点とは

    光補償点(こうほしょうてん)とは、光量が増して真の光合成速度が呼吸速度に等しくなることをいいます。光補償点が高いということは、光が強くないと光合成速度よりも呼吸速度が増してしまい、植物は枯れてしまいます。光補償点が高ければ高いほど、光量が必要になる、ということです。

    陽生植物と陰生植物の違い

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    陽生植物の性質

    陽生植物は、日当たりのいい場所で光合成が進みます。陽生植物は、もともと持っている葉緑体の数が多く、「光飽和点」と「光補償点」が高いです。そのため、栽培するには日当たりのいい場所が必要です。

    陽生植物の性質

    • 葉緑体が多い
    • 光飽和点、光補償点が高い
    • 日光を好む

    陰生植物

    陰生植物は、もともと葉緑体が少なく、呼吸速度が小さいです。「光飽和点」、「光補償点」が低いため、少しの日当たりで光合成が可能です。そのため、栽培には直射日光の当たらない、半日陰や日陰を好む性質があります。

    陰生植物の性質

    • 葉緑体が少ない
    • 光飽和点、光補償点が低い
    • 日陰、半日陰を好む

    日陰で育つ野菜・ハーブ10選!

    Photo bycongerdesign

    陰生植物と陽生植物の違いがはっきりとしたところで、ここからは、半日陰や日陰を好む陰生植物の野菜や、ハーブを紹介します。日当たりの悪い環境でも家庭菜園が可能なので、ぜひ参考にしてください。

    日陰で育つ野菜①フキ

    基本情報

    植物名 ふき(蕗) 科名 キク科フキ属
    多年/宿根 宿根多年草 草丈 30~300cm
    原産地 日本、樺太 収穫時期 6月~10月
    耐寒/耐暑 強い/弱い 連作障害 -

    ふきは、半日陰を好む、日本原産の山菜です。宿根草なので、毎年同じ場所での収穫が可能です。直射日光や土が乾燥する環境は苦手なので、半日陰かつ湿潤な場所で栽培しましょう。ふきもベランダなどでプランター栽培は可能ですが、乾燥に弱いことと、宿根草のため露地栽培に向いています。

    のイメージ
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    ボタニ子

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    続いて、日陰で育つ野菜②みょうが

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