ドライオレンジのおすすめレシピ
ドライオレンジを使ってスイーツづくりにも挑戦しましょう。輪切りにしたオレンジの見た目がかわいらしいため、スイーツに少量を飾るだけでもとても映えます。皮が発する柑橘系の香りも格別です。各レシピのドライオレンジの量はお好みで調整してくださいね。
おすすめレシピ①オランジェット
オランジェットは、ドライオレンジにチョコレートをかけたものです。ドライオレンジの酸味やほろ苦さ、香りとチョコレートの風味がぴったりあいます。ナッツやピスタチオ、ドライクランベリーなどをトッピングすれば、さらに高級感が増しますよ。
材料
- ドライオレンジ:2個分
- 板チョコ(ビター):1枚
作り方
- 板チョコを粗めに刻む
- 刻んだチョコをボウルに入れて、60℃程度の湯で湯せんして溶かす
- ドライオレンジの半分くらいまで溶かしたチョコレートを付ける
- クッキングシートにドライオレンジを重ならないように並べる
- チョコレートが固まるまで待つ
ボタニ子
夏場は冷蔵庫で冷やしながら固めてもOKです。
おすすめレシピ②チョコレートバー
チョコレートバーは細長いスイーツにチョコレートをまぶして固めたものです。クッキーやライスパフなどを中に入れるとサクサクした食感が楽しめます。甘みがメインのチョコレートバーに、ドライオレンジをあわせて少し複雑で華やかな味を演出しましょう。
材料(10cm×5cm1枚)
- 板チョコ:1枚(50g)
- ココアクッキー:5枚
- マシュマロ:15g
- ドライオレンジ:15g程度(1~2枚)
- ドライオレンジ(トッピング用):適量
作り方
- ドライオレンジとチョコレートはそれぞれ荒く刻む
- ココアクッキーはポリ袋に入れてたたいてつぶす
- チョコレートをボウルに入れて、ぬるま湯(60℃くらい)で湯せんして溶かす
- 3に刻んだドライオレンジとつぶしたココアクッキーを入れて混ぜあわせる
- クッキングシートを敷いた長方形の容器に入れる
- 厚さが均等になるよう表面をスプーンやゴムベラなどで整える
- トッピング用のドライオレンジを表面に並べる
- 冷蔵庫で冷やし固める
おすすめレシピ③パウンドケーキ
パウンドケーキはバターのコクとしっとりした生地が美味しい、スタンダードな焼き菓子です。ドライオレンジをあわせると、見た目が華やかなだけでなく、ドライオレンジは生地の水分を含んでふっくら食べやすくなります。しっとりした生地からはドライオレンジの香りが広がって、見た目も味も満足できるケーキです。
材料(中サイズバウンド型1台分)
- ホットケーキミックス:100g
- 卵:1個
- 無塩バター(サラダ油でも可):35g
- 牛乳:35g
- 砂糖:35g
- ドライオレンジ:30g
- (お好みで)トッピング用ドライオレンジ:適量
作り方
- 卵と牛乳は室温に戻しておく
- ドライオレンジは細かく刻む
- オーブンを180℃で予熱する
- バターをぬるま湯(60℃くらい)で湯せんして溶かす
- すべての材料を大きめのボウルに入れてよく混ぜあわせる
- クッキングシートを敷いたパウンド型に5を流し込み、180℃で30分焼く
- 焼きあがったら熱いうちにお好みでトッピング用のドライオレンジをのせる
ボタニ子
表面が焦げてしまいそうでしたら、途中でアルミホイルをフワッとかぶせましょうね。
おすすめレシピ④ブラウニー
ブラウニーはチョコレートケーキの一種です。作り方は材料を混ぜあわせて焼くだけのため、気軽に作れて失敗もすくないです。濃厚なチョコレート味の生地に、ドライオレンジの風味と香りが爽やかなアクセントになります。
材料(15cm×15cm1枚)
- 板チョコ:2枚半(125g)
- ホットケーキミックス:40g
- 無塩バター:50g
- 卵:1個
- ドライオレンジ:30g
- トッピング用ドライオレンジ:適量
作り方
- バターと卵は室温に戻しておく
- ドライオレンジと板チョコはそれぞれ細かく刻む
- バターと刻んだ板チョコを一緒のボウルに入れ、ぬるま湯(60℃くらい)で湯せんして溶かす
- 3をホイッパーでよく混ぜた後、卵を加えてさらに混ぜる
- ホットケーキミックスを加えて混ぜる
- 刻んだドライオレンジも入れて混ぜる
- オーブンを170℃に予熱する
- クッキングシートを15cm四方の敷いた型に、8を流し込む
- 170℃のオーブンで20分焼く
- 焼きあがったらオーブンから出して、熱いうちにお好みでトッピング用のドライオレンジをのせる
おすすめレシピ⑤サングリア
サングリアは、ワインにフルーツやハーブなどをあわせた飲み物です。ワインにフルーツの甘みや酸味が加わるため飲みやすく、見た目もきれいで女性に大人気です。加えるフルーツを生ではなくドライオレンジにすることで、オレンジのうま味がワインに濃厚に溶け出して、ワンランク上のサングリアができあがりますよ。
材料(2杯分)
- ドライオレンジ:3枚くらい
- ドライクランベリー:7~8粒
- レモングラス(レモン汁やレモンの皮でも可):適量
- 赤ワインまたは白ワイン:300mL
- はちみつまたは三温糖:適量
- お好みでクローブやシナモン:適量
作り方
- ドライオレンジは1/2または1/4の大きさにカットする
- 大きめの容器にドライオレンジ、ドライクランベリー、レモングラスを入れる
- はちみつ(三温糖)とお好みでクローブやシナモンを上から入れる
- ワインを静かに注ぎ入れる
- すべての材料がワインにつかるようにする
- 30分程度待つ
ボタニ子
炭酸で割っても美味しく飲めますよ
ボタ爺
格別に美味しいのは作ってから30分~3時間程度じゃな。冷蔵庫で2~3日は保管できるぞ。
ドライオレンジの飾り方
ドライオレンジは輪切りにした断面の見た目がかわいらしく、近年リースにしたりクリスマスツリーに飾ったりするなど、室内のインテリアとしても人気があります。観賞用のドライオレンジは食用のドライオレンジとは異なり、カビないように加工してありますが、食べられる状態のドライオレンジも工夫次第で飾れますよ。
容器に入れて飾る
ドライオレンジは常温で保管できます。日持ちはセミドライの状態で1週間~10日くらいです。そのままで十分かわいらしいため、シンプルに透明の容器に入れて見せる収納風の飾り方がおすすめです。とてもカラフルできれいで、容器が視界に入るだけで明るい気分になれるでしょう。
透明袋に入れて飾る
ドライオレンジを透明の袋に入れて飾ってみましょう。袋に入れた状態でしたら、リースやクリスマスツリー、棒状のものに付けてフラワーアレンジメントに立てるなど部屋中のいろいろなところに飾れます。袋ごと上から吊るしても素敵ですね。見て楽しい、食べて美味しいインテリアです。
自作のドライオレンジで楽しもう
ドライオレンジは簡単に作れます。爽やかで華やかな香りと甘く濃縮した味はそのままでも美味しく、いろいろな食材と組みあわせても負けません。常温で保管できるため、食べるまでのあいだは見ても飾っても楽しめます。アイデア次第でさまざまに使えるドライオレンジをぜひ作ってみてくださいね。
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出典:筆者撮影