レモンマートルとは？原料・成分から利用方法や料理レシピまで紹介！

レモンマートルの精油には高い抗菌性があるとされ、葉も実も枝も活用できます。乾燥や高温にも強い木で、家庭でも栽培が可能です。成育旺盛なため、葉や枝は頻繁に収穫できます。そんなレモンマートルを活用できるレシピをご紹介します。

その名前のとおり、強いレモンの香りを持つ木ですから、最初はハーブティーとして楽しむのがおすすめです。レモングラスよりもさらに強いレモンの香りを楽しめます。

1. レモンマートルの葉を収穫する。
2. 葉を水洗いし、付いている害虫や汚れを落とす。
3. 風通しと日当たりのよい場所に葉を並べ、カラカラになるまで乾燥させる。
4. ミルやミキサーで葉を粉砕する。
5. 急須に緑茶をいれ、スプーン1杯ほどのレモンマートル（4）を加える。
6. 熱いお湯を注いで完成。

1. 収穫したてのレモンマートルの葉を洗う。
2. 害虫や汚れを落としたら葉に切れ込みを複数個所入れる。
3. ティーポットに熱い湯を注ぎ、レモンマートルの葉を入れる。
4. お湯に香りが出てきたところで完成。

通常のパウンドケーキのタネの中に、乾燥させ粉砕したレモンマートルの葉（ハーブティーの作り方参照）を少量加えるだけです。パウンドケーキにレモンのすがすがしい香りが加わります。ナッツやドライフルーツをお好みでプラスして楽しみましょう。

レモンマートルの葉をマリネ液に混ぜ込むレシピです。いつものチキンソテーにレモンの香りが加わり、まるでお店の味のように仕上がります。また、黒く熟した実は乾燥させ、砕いたものをパラパラとふりかけてシーズニングのようにして使えます。

• 鶏もも肉…1枚
• 塩コショウ…適量
• 乾燥レモンマートル…1枚分
• オリーブオイル…大さじ3～4

1. 鶏もも肉1枚にオリーブオイル、塩コショウ、乾燥させ粉砕させたレモンマートルの葉を加えて一晩漬け込む。
2. 熱く熱したフライパンで、一晩漬けこんだ鶏もも肉を、皮目を下にして焼く。
3. 皮目に焼き目がついたところで、ひっくり返し、蓋をして7分ほど蒸して焼く。
4. 中まで火が通ったら完成。

レモンよりもレモンの香りがする「レモンマートル」についてご紹介しました。オーストラリアを原産地とする常緑樹でしたね。葉からはレモンの香りのする精油が採れ、さまざまな形で活用されています。葉はハーブティーをはじめとした多くの料理にも利用できることがわかりました。