サイネリアの育て方を徹底解説!より長く花を楽しむコツなどをご紹介!

サイネリアの育て方を徹底解説!より長く花を楽しむコツなどをご紹介!

サイネリアは安価で色も豊富です。花が少ない冬の時期に開花するので人気があります。サイネリアの特徴や、温度、日当たり、水やり、肥料などの育て方をご紹介しましょう。また、花を長く楽しむための、花がら摘みや切り戻しについても解説します。

記事の目次

  1. 1.サイネリアとは
  2. 2.サイネリアの育て方①栽培環境
  3. 3.サイネリアの育て方②植え付け
  4. 4.サイネリアの育て方③日常の手入れ
  5. 5.サイネリアの育て方④病害虫対策
  6. 6.切り戻しでサイネリアの花をより長く楽しむ
  7. 7.サイネリアの増やし方
  8. 8.サイネリアとシネラリア
  9. 9.まとめ

サイネリアとは

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サイネリアはキク科ペリカルリス属の園芸植物です。花の少ない冬から早春の時期に開花し、室内に彩りを与える鉢花として人気があります。しかし中級者向きの植物とされ、育て方を間違うと、花が短期間で終わったり枯らしたりしがちです。サイネリアの育て方のポイントを理解して、より長く花を楽しみましょう。

サイネリアの特徴

出典:写真AC

サイネリアの和名はもともと、1896年に「蕗櫻(フキザクラ)」と名付けられました。葉が蕗(フキ)の形に似ていて、花が桜のように株を覆いつくして開花する特徴になぞらえたものです。草丈は品種にもよりますが20~100cmほど。半球状にまとまって、2~10cmほどの花がこんもりと開花する姿は魅力的です。花色は赤、ピンク、紫、青、白、薄黄など豊富で、オレンジ以外はあるといわれます。グラデーション咲きや蛇の目咲きも人気です。

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開花の時期は12~4月になります。サイネリアは原産地のスペインのカナリア諸島などでは多年草ですが、高温多湿の日本の夏に耐えるには、育て方に多くの気配りと手間が必要です。一般的には夏前に枯れることが多いので一年草として扱われています。比較的安価だということもあり、枯れるものと割り切って考えた方が負担が少ないかもしれません。

サイネリアの種類

サイネリアはイギリスなどで品種改良を繰り返され、多様な花色や形状を持つようになりました。園芸品種は2000種類もあるといわれます。画像は色合いが人気の「ティア」シリーズの「ティアウィッチ(魔女の涙)」です。他にも、小輪(花径2.5~3cm)の「アーリーパーフェクション」シリーズや、中輪(花径3~4cm)の「ジェスター」シリーズがあります。

コンパクトな半球形にまとまるように品種改良されてきたサイネリアですが、再び原種と交配されて木立性セネシオと呼ばれる品種群も生まれました。草丈が高く切り花にも適しています。また0℃まで耐えるので、サイネリアよりも地植えで越冬しやすいです。ただし、霜に当たらないように軒先などで管理します。画像は桂華(ケイカ)シリーズです。他にも、貴凰(きおう)、セネッティ、シルキーなどがあります。

サイネリアの育て方①栽培環境

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サイネリアは冬の時期に室内や庭に華やかさをプラスしてくれる貴重な鉢花です。どのような環境で管理するのが適切なのでしょうか。用土や気温、日当たりや置き場所、地植えで越冬が可能かどうかなど、サイネリアに合った育て方の基本を理解しておきましょう。

サイネリアに適した用土

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どんな植物でも育て方の基本は土だといわれます。サイネリアの用土には、有機質に富み水持ちの良いものを選びましょう。赤玉土5:ピートモスか腐葉土3:バーミキュライト2を混ぜ合わせた用土に、緩効性肥料を元肥として混ぜるのがおすすめです。市販の草花用培養土では、養分や水持ちが不十分なことがあります。使用する場合は、堆肥やピートモスを適量混ぜ合わせて、有機質や保水力を補いましょう。

サイネリアに適した温度

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サイネリアの最適な生育温度は10~20℃です。冬の時期に出回るので耐寒性があって簡単に越冬できると思われがちですが、寒さや霜に弱い特徴があります。特に販売されている苗や鉢植えは温室で育っているため、低い気温に慣れていません。室内で管理するのがおすすめです。

室内の置き場所

フリー写真素材ぱくたそ

サイネリアは暑さや乾燥にも弱い植物です。暖房で温度が高い室内や、エアコンの風が直接当たる場所は、水切れしやすく花持ちも悪くなるので避けましょう。温度が高すぎると花茎が伸びて株のバランスが悪くなることもあります。サイネリアは多湿も苦手です。後述するように、湿度が高い状態では病害虫も発生しやすくなります。室内でも温度が10~20℃で涼しく、風通しがよい場所が最適です。

外で管理したい場合は?

どうしてもサイネリアを外で管理したい場合は、少しずつ外気温に慣らして、冷え込む夜間や12月以降は室内に入れましょう。また冬場の最低気温が5℃を上回る温暖な地域では、地植えや屋外での越冬も可能です。

日当たり・置き場所

フリー写真素材ぱくたそ

サイネリアがたくさんの花を咲かせるには、太陽の光が必要不可欠です。日当たりが悪いと、葉や花の色が薄くなったり、花の数が減ったりします。また、雨に当たると花が傷むので注意が必要です。最適な置き場所は、風通しと日当たりのよい室内の窓辺です。鉢植えを屋外で管理する場合や地植えにする場合は、日当たりを考えるだけでなく、雨や霜に当たらない軒下などを選びましょう。鉢植えなら必要な時に室内に取り込むこともできます。

ボタニ子

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次項では植え付けのポイントや管理方法などをご紹介します。

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